日本防衛相の「自衛隊」北側進出発言を非難
−2015年11月1日−

 先日、南朝鮮を訪問した日本の防衛相なる者は、南朝鮮・日本防衛相会談でわが共和国を「集団的自衛権」行使の対象であると指摘し、朝鮮半島有事に日本の「自衛隊」武力を朝鮮半島の北側地域に送り込むことに何の問題もないという妄言をはばかることなく並べた。

 1日付の「民主朝鮮」紙は、「露骨な再侵略野望の発露」と題する署名入りの論評で、これにより、日本の反動層が安全保障関連法案を採択して、米軍と日本の「自衛隊」武力の軍事協力の範囲を無制限に広げた日米同盟強化の第一の目標が、ほかならぬわが共和国であることがより明白になったと明らかにした。

 同紙は、米国の対朝鮮敵視政策に便乗する方法で朝鮮半島に対する再侵略野望を必ず実現しようとするのが日本の反動層の下心であるとし、次のように強調した。

 いま、アジア太平洋重視戦略を示して全朝鮮半島に対する軍事的支配権を確立しようとする米国の無分別な対朝鮮戦略に従って、この地域では、戦争と軍事的衝突の危険性がよりいっそう高まっている。

 今回、日本の防衛相なる者が、朝鮮半島に対する「自衛隊」の進入を云々したのも結局は、安全保障関連法案を採択して法律化した状況で、いまではそれを実践に移そうとする欲望に駆られたからである。

 これは、朝鮮を侵略してアジアの盟主として登場しようとする日本の野心が1世紀前も、こんにちも少しも変わっていないことを物語っている。

 日本の反動層は、朝鮮に対する再侵略はすなわち、終局的滅亡であることを銘記し、むやみに軽挙妄動してはならない。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


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