朝鮮総聯圧殺のための「マツタケ」裁判劇
−2015年12月14日−

 先日、日本の京都地方裁判所は、いわゆる「北朝鮮産マツタケの不正輸入」事件に対する公判劇を繰り広げた。公判では検察側が捏造した論拠と主張どおり、罪のない朝鮮総聯の活動家と同胞、企業に懲役と罰金刑を言い渡した。

 14日付の「労働新聞」は、「朝鮮総聯圧殺を狙った悪巧みの発露」と題する署名入りの論評で、このファッショ的悪行は長い間日本政治の不治の病になってきた朝鮮と朝鮮総聯、在日同胞に対する悪辣な敵視政策の明白な発露であると明らかにし、断罪した。

 同紙は、日本の裁判所当局が司法の独立性と公正をみずから破って、自分らの憲法と刑事訴訟法にも違反する有罪判決をくだしたのが、それに対する立証になると明らかにし、次のように強調した。

 何の法的証拠もなしに、単に極度の悪意と政治的偏見によって演出されたこの荒唐無稽な茶番は、日本の反動層が不純な反朝鮮、反朝鮮総聯の目的を達成するために法も眼中になく正義を踏みにじり、狂奔していることを示している。

 日本社会に朝鮮総聯と在日朝鮮人に対する極端な憎悪と排斥思想、敵対意識を鼓吹して恐怖と圧迫の雰囲気を醸成することで、在日同胞の生活の権利を踏みにじり、朝鮮総聯の組織自体をなくそうとするのが彼らの根深い悪巧みである。

 朝鮮総聯の組織と在日朝鮮人に対する日本の反動層の卑劣な中傷と弾圧は、わが共和国の尊厳に対する許しがたい侵害行為であり、悪辣な政治的挑発である。それはまた、人権と人道主義、国際法に対する乱暴な蹂躙である。

 同紙は、日本の反動層が大々的な反朝鮮・反朝鮮総聯挑発行為を引き続き悪辣におこなっていることについて朝鮮は絶対に袖手傍観しないであろうし、強く対応していくであろうと警告した。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


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