朝鮮外務省のスポークスマンは、日本が南朝鮮との日本軍性奴隷問題協議の「妥結」について騒いでいるのと関連して1日、朝鮮中央通信の質問に次のように答えた。
報道によると、日本の当局者が最近、南朝鮮と日本軍性奴隷問題を「妥結」することで合意したことについて「慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決されることになった」と主張している。
うわペだけの「おわび」と取るに足りない資金支出で日本の極悪な性奴隷犯罪行為を覆い隠すことにした今回の合意は徹頭徹尾、国際正義と被害者の正当な要求に背を向けた政治取り引きの産物であって、絶対に許されない。
注目されるのは、今回の合意について、米国が急いで「歓迎」や「全面的な履行の支持」を云々したことである。米国は、日本と南朝鮮を自分らが推し進める侵略的な3角軍事同盟にしばっておくために「日本軍慰安婦」問題の「妥結」をあおり立ててきた。
日本軍性奴隷犯罪は、特定の国の操縦や仲裁によってうやむやに妥協して解決する性格の問題ではなく、幾らかの金で世間知らずの相手をだまして解決できる問題ではなおさらない。
日本国家が、20万人の朝鮮女性をはじめ、世界各国の女性を相手に働いた性奴隷犯罪は国際的な特大型の反人倫犯罪であり、その被害者は朝鮮半島の南側だけなく北にもおり、他のアジア諸国と欧州にもいる。
日本軍性奴隷被害者は、加害者である日本政府が国家の法的・道徳的責任を認めて心から謝罪して賠償し、踏みにじられた名誉の回復と再発防止措置を一日も早く講じることを一貫して求めてきたし、このような被害者の要求が貫徹されない限り、この問題は絶対に解決しない。
日本は、日本軍性奴隷犯罪を含む戦争犯罪と特大型の反人倫犯罪に対する国家的・法的責任を認め、すべての被害者が納得できるように徹底した謝罪と賠償をしなければならない。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】
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