日本は核問題に口を挟む必要ない
−2016年9月20日−

 朝鮮の爽快な核の雷鳴に日本の安倍(晋三)首相をはじめとする高位人物が口々に、いわゆる「決議」違反だの強い抗議だの日本にたいする大きな「脅威」だのと騒ぎ立てる一方、放射性物質測定のために軍用機を飛ばす、対朝鮮制裁包囲網形成のためのいわゆる3者外相会議を準備するなどと大騒ぎしている。

 20日付の「民主朝鮮」紙は、「日本は無分別に狂奔してはならない」と題する署名入りの論評で、日本の地に核爆弾が落ちたかのように騒ぎ立てる日本の反動層の行動は、真水を飲んで酩酊する放蕩者の醜態(しらじらしくわざと騒ぎ立てるの意)をそのまま連想させると嘲笑した。

 同紙は、日本が言いがかりをつける朝鮮の自衛的核抑止力強化措置は、米国に強いられている核戦争の危険を根本的に終息させるための正当な対応措置であると明らかにした。

 したがって、日本は核問題に口を挟んでどうのこうのと言う必要がないとし、次のように強調した。

 過去の帝国時代を再現しようするのは、日本の反動層の変わりない野望である。血の味をしめたオオカミが分別を失って狂奔するように、日本はわが共和国の核抑止力強化に戦慄しながらも、それを自分らの軍事大国化策動、ひいては、再侵略野望実現の機会に利用しようと画策している。

 しかし、日本は、はっきり知るべきである。

 わが共和国は、地域と世界の平和、国家間の友好関係を重んじるが、我々の自主権と尊厳を侵害しようと狂奔する者にたいしては慈悲を知らない。

 日本が、実際に我々の核抑止力が恐ろしく、安全を保証されたいなら、自重、自粛するのが上策である。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


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