ASEM議長声明を非難
−2016年7月17日−

 朝鮮外務省のスポークスマンは、最近、アジア欧州会議(ASEM)首脳会議で我々を非難する議長声明が発表されたことに関連して17日、朝鮮中央通信の質問に次のように答えた。

 16日、第11回ASEM首脳会議で我々の核抑止力強化を国連安全保障理事会の「決議」にたいする違反、地域と世界の平和と安全にたいする脅威であると罵倒し、我々に途方もなく言いがかりをつけた議長声明なるものが発表された。

 これは、米国の極端な反朝鮮圧力騒動に便乗して朝鮮半島の情勢をさらに激化させる無分別な行為にほかならない。

 こんにち、朝鮮半島で一触即発の核戦争の危険を穣成し、地域と世界の平和と安全を破壊している張本人は、まさに米国である。

 いま、米国は、南朝鮮に原子力潜水艦と戦略爆撃機編隊をはじめとする各種の戦略核攻撃手段やTHAADのような先端戦争装備を次々と投入し、侵略的な核戦争演習を絶え間なくおこなって核戦争の暗雲をもたらしている。

 それだけでなく、米国は、我々の自主権と生存権を侵害し、我々を孤立、窒息させようと試みたうえ、最近は、あえて、我々の最高の尊厳にまで言いがかりをつけて前代未聞の制裁圧殺策動に狂奔している。

 我々が強力な核抑止力を保有し、それを質的、量的にさらに強化しているのは、日増しに増大する米国の狂乱的な対朝鮮敵視政策と核の威嚇に対処した正当な自衛的措置である。

 米国をはじめとする敵対勢力の強権と専横、軍事的圧力騒動を断固たる超強硬対応で徹底的に粉砕するわが軍隊と人民の意志はさらに百倍になっている。

 我々は、誰が何と言おうと、自主、先軍、社会主義の不変の針路に沿って真っすぐに進むであろうし、自主の強国、核強国の威力で真の国際的正義を実現するためにたたかっていくであろう。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


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