朝鮮中央通信によると、朝鮮の戦略軍節を制定することに関する最高人民会議常任委員会の政令が24日に発表された。

　政令は、次のように指摘した。

　英雄的朝鮮人民軍戦略軍は、日を追って露骨になる米帝と敵対勢力の核戦争挑発ヒステリーを制圧、粉砕し、祖国と民族の千年、万年の未来をしっかり保証するわが党の頼もしい核戦力である。

　早くに金日成主席が示した主体的ロケット武力建設思想を輝かしく継承し、発展させてきた金正日総書記は1999年７月３日、独自の軍種である戦略ロケット軍を創設して自衛的核抑止力を強化するための強固な土台を築いた。

　敬愛する金正恩同志は、主席と総書記の崇高な意をたいして生じた情勢と現代戦の要求に即して朝鮮人民軍戦略軍の主体的な火力攻撃戦法を明らかにし、精力的な指導で戦略軍を小型化、精密化された核攻撃手段を備えた強力な軍種に強化し、発展させた。

　白頭山の不世出の偉人たちの指導のもと、朝鮮人民軍戦略軍は、党の唯一の軍指導体系が徹底的に確立した思想と信念の強軍、地球上のどこにある侵略の本拠地も一気に焦土化することのできる無敵必勝の戦闘隊伍に成長し、強化された。

　政令は、金正日総書記が朝鮮人民軍戦略軍を組織した1999年７月３日を意義深く記念するために、この日を戦略軍節に決定すると明らかにした。【朝鮮通信＝東京】