金日成主席生誕105周年閲兵式・市民パレード
−2017年4月15日−

 朝鮮中央通によると、金日成主席の生誕105周年慶祝閲兵式および平壌市民パレードが15日、平壌の金日成広場で盛大におこなわれた。

 朝鮮労働党委員長で朝鮮国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官である党と国家、軍隊の最高指導者金正恩同志が広場の幹部席に姿を現した。

 金永南、黄炳瑞、朴奉珠の各氏をはじめ、党と国家、軍隊の責任活動家と各道党委員長、朝鮮人民軍指揮メンバーが幹部席に姿を現した。

 招待席には、金日成主席生誕105周年祝賀行事代表、党、武力・政権機関、勤労者団体、省、中央機関の活動家、朝鮮人民軍および朝鮮人民内務軍将兵、功労者、海外同胞祝賀団および代表団、海外同胞、反帝民族民主戦線(反帝民戦)平壌支部代表、駐朝外交および国際機関の代表夫妻、武官夫妻、大使館員、外国の賓客が着いていた。

 朝鮮人民軍の名誉儀仗隊と総合軍楽隊が開始礼式をおこなった。

 愛国歌と「高くはためかせわれらの党旗」の歌が奏楽されるなか、朝鮮の国旗と朝鮮労働党旗が掲揚された。

 敬愛する最高指導者に、人民武力相が金日成主席生誕105周年慶祝閲兵式の開始を報告した。

 「金日成将軍の歌」と「金正日将軍の歌」が奏楽されるなか、21発の礼砲が発射された。

 国務委員会副委員長である朝鮮労働党の崔龍海副委員長(政治局常務委員)が祝賀演説をおこなった。

 崔龍海副委員長は、敬愛する最高指導者の委任により、チュチェ革命偉業の勝利にたいする確固たる信念を抱いて寸分のずれも、一歩の譲歩もなく金日成主席と金正日総書記に立てた誓いを輝かしく実践してきたすべての党員と人民軍将兵と人民に感謝を贈った。

 また、すべての党員と人民軍将兵、青年と勤労者が、万里馬速度創造の炎をさらに激しく上げて世界がうらやむ人民の第一の楽園、全面的に発展した社会主義強国をこれ見よがしに打ち立てることについて述べた。

 そして、米国が、朝鮮に反対する狂乱的な核戦争挑発策動を繰り広げて一触即発の危険な戦争の局面を醸成していると述べ、もし、米国が無謀な挑発をしかけるなら、朝鮮革命武力は即時せん滅的な攻撃を加えるであろうし、全面戦争には全面戦争で、核戦争には我々式の核攻撃戦で対応するであろうと強調した。

 金日成主席の太陽像(肖像画)の肖像旗と金正日総書記の太陽像の肖像旗が朝鮮人民軍将官および軍官の護衛で広場に入った。

 朝鮮人民軍の陸軍、海軍、航空・対空軍および労農赤衛軍の名誉儀仗隊とすべての閲兵隊員は、主席と総書記の肖像旗を仰いで崇高な敬意をあらわした。

 閲兵行進が始まると、広場に抗日武装闘争の時期の縦隊、正規武力建設の時期の縦隊、祖国解放戦争の時期の縦隊が進んだ。続いて、近衛ソウル第3歩兵師団を先頭に近衛ソウル金策第4歩兵師団、近衛姜健第2歩兵師団、近衛ソウル柳京守第105戦車師団、近衛第2水上艦戦隊、近衛第56キム・ジサン英雄追撃機連隊をはじめ、近衛部隊の縦隊が広場に入った。

 朝鮮人民軍の海軍、航空および対空軍、戦略軍、特殊作戦軍の縦隊と第1、第2、第4、第5軍団など朝鮮人民軍大連合部隊の各縦隊、第46歩兵師団をはじめ、前線軍団第1梯隊歩兵師団の各縦隊が広場を通過した。

 金日成軍事総合大学、金日成政治大学、金正日軍事研究院、金正淑海軍大学の各縦隊が進み、金策航空軍大学、姜健総合軍官学校、呉振宇砲兵総合軍官学校など各級軍事学校の各縦隊が行進した。

 万景台革命学院(平壌)、康盤石革命学院(同)、南浦革命学院の各縦隊が広場を進んだ。

 敬愛する最高指導者は、「万歳!」の喚声を上げて進む閲兵縦隊に手を高く上げて答礼した。

 平壌市と各道の労農赤衛軍の縦隊、赤い青年近衛隊の縦隊と金日成総合大学(同)、金策工業総合大学(同)をはじめとする各大学の縦隊が行進した。

 戦闘機パイロットが「105」の数字で隊形をなし、祝砲を上げて広場の上空を通過した。

 戦車・装甲車縦隊、砲兵縦隊、軍種ミサイル縦隊、戦略軍ミサイル縦隊が力強く前進した。

 行進軍楽隊が進むなか、広場の上空に戦闘飛行隊が5色の飛行雲を放射状に引いて閲兵式の最後を飾った。

 続いて、平壌市民パレードがおこなわれた。

 市民パレードが終わると、敬愛する最高指導者は、幹部席のバルコニーから熱狂的に歓呼の声を上げる市民に答礼した。【朝鮮通信=東京】


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