朝鮮人民軍が敵の奇襲上陸撃破訓練
−2016年4月12日−

 わが民族の頭上に核戦争の惨禍を浴びせようとする米帝侵略者と同族対決に狂奔している朴槿恵逆賊の群れにたいする千万軍民の報復の熱気が天を突き、敵撃滅の意志でフル装塡された白頭山革命強軍の無敵の銃は、悪の巣窟を狙って激しく雷を鳴らしている。

 我々の運命のまばゆい太陽をあえて覆おうと非道極まりない妄動を働いた強盗の米帝とかいらい逆賊一味にたいする込み上げる憎悪と復讐心で心臓の血をたぎらせ、全国の軍隊と人民が勝利と栄光の5月に向けた徹夜進軍を力強く推し進めている時期に、朝鮮人民軍大連合部隊管下の各砲兵区分隊が、夜間に奇襲上陸する敵の集団を撃破するための実弾射撃訓練をおこなった。

 今回の訓練は、敬愛する金正恩同志が去る1月に大連合部隊別の単装砲射撃大会を指導し、砲兵の戦闘準備はすなわち人民軍の戦闘準備であり、名砲手運動内で茂島の英雄砲兵を見習う運動を力強くおこなうことについて与えた綱領的課題を徹底的に貫徹することに目的を置いた。

 訓練には、朝鮮人民軍第526大連合部隊、第287大連合部隊が装備した各種口径の砲が参加した。

 わが共和国の自衛的で、平和的な核保有にたいして、あらゆる悪態をついたばかりか、我々の最高の尊厳にたいする歯ぎしりする妄動と無謀な挑発にしがみつく敵を多発的で連続的な攻撃戦、超精密攻撃で断固一掃する最精鋭革命強軍の敵撃滅の意志が鋼鉄の砲身に激しく脈打っていた。

 朝鮮人民軍の黄炳瑞総政治局長(次帥)、李明秀総参謀長(陸軍大将)が訓練を指導した。

 金日成軍事総合大学と金正日軍事研究院の教員が訓練を参観した。

 訓練に先立っておこなわれた火線式政治活動は、敬愛する金正恩最高司令官が上げた名砲手運動の炎高らかに打ちかためてきた百発百中の砲撃術で米帝とかいらい逆賊一味を無慈悲に打ちのめすことで、金正恩パルチザン砲兵の気概を余すところなく発揮していく一騎当千の勇士の必勝の気概を百倍にした。

 訓練は、真夜中に海上へと入り込む「敵」の支援艦艇と「敵」の上陸派にたいする個別目標射撃と界線射撃(一定の範囲で砲撃を加えること)の方法でおこなわれた。

 一騎当千の砲兵は、朝鮮人民の不倶戴天の敵である米帝侵略者と朴槿恵悪党の群れを撃滅、掃討するための射撃命令を受けるために高い機動力で迅速に火力陣地を占めた。

 一寸先も見えない暗闇の中で不意に我々の海上へと侵入した「敵」の艦艇が正確に発見、識別され、射撃準備が瞬時に完了した。

 李明秀総参謀長が射撃命令をくだした。

 その瞬間、天地を揺るがして怒号する砲声とともに、闇をかき分けて真っ赤な炎が針の穴を通すように「敵」の艦艇を続けざまに命中攻撃した。

 我々の神聖な海岸に何としても襲いかかろうと躍起になって泥棒猫のように入り込んだ「敵」の艦艇が、勇敢な砲兵狙撃手によって一発で粉々になり、攻撃区域は死のるつぼと化した。

 侵略の群れを容赦なくたたきのめす砲弾1発1発は、敬愛する最高司令官が命令さえくだせば、我々の自主権と尊厳、生存権まで奪おうとあがく敵を打ちのめす敵撃滅の砲火であった。

 実動的な核戦争演習である「キー・リゾルブ」「フォールイーグル」に狂奔する侵略者が頭を上げる間もなく瞬く間に打ち付ける雷のような爆音が、千万の胸にかためられた憎悪と怒り、報復の一念の強烈なこだまとして果てしなく響き渡った。

 訓練では、各種口径の砲が、「敵」の上陸集団を撃破するための集中海上火力攻撃もおこなわれた。

 極悪な戦闘環境のなかでも砲の機動力と攻撃力を絶えず高められるよう訓練を実戦の雰囲気のなかで、おこなってきた砲兵が上げる百発百中の命中砲声が次々と響き、砲煙が陣地を包んで巻き上がった。

 いわゆる「斬首作戦」だの「ピンポイント攻撃」だの「北縦深内陸進攻作戦」だのと生意気な出任せを言って我々の領海に入り込んだ「敵」の艦艇は、無慈悲で容赦ない無敵の鋼鉄の砲身が噴いた懲罰の砲火で粉みじんになった。

 我々の一騎当千の砲兵は訓練を通じて、我々式の海上火力攻撃戦法でし、かかる不利な状況でも、敵の汚らわしい艦艇集団を徹底的に撃破する無敵強軍の攻撃力がどれほど無慈悲であるのかを改めてはっきりと示した。

 朝鮮人民軍大連合部隊管下の各砲兵区分隊の実弾射撃訓練は、我々のすべての生の権利を奪おうと狂奔する米帝侵略者とかいらい逆賊一味の挑発には即時の対応攻撃で、侵略戦争には正義の祖国統一大戦でこたえる金正恩革命強軍の無敵必勝の威力を全世界に誇示し、朝鮮労働党第7回大会が開かれる今年を砲兵戦闘準備完成の誇らしい成果で輝かすうえで意義深い契機となった。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


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