空母カール・ビンソン急派を非難
−2017年4月10日−

 朝鮮中央通信によると、朝鮮外務省のスポークスマンは、米国が朝鮮半島水域に原子力空母打撃群を投入していることと関連して10日、朝鮮中央通信の質問に次のように答えた。

 米国が、原子力空母カール・ビンソンを中心とする空母打撃群を朝鮮半島水域に急派したことが明らかになった。

 米国が今回、またもや同空母打撃群を朝鮮半島水域に投入しているのは、わが共和国にたいする米国の無謀な侵略策動が重大な実践段階に入ったことを示している。

 米国があえて「先制攻撃」だの「首脳部排除」だのとして軍事的選択をするなら、我々は米国が望むいかなる方式にも喜んで対応するであろう。

 こんにちの峻厳な情勢は、我々が核戦力を中枢とする自衛的国防力と先制攻撃能力をあらゆる面から打ちかためてきたことがいかに正当であるのかを改めて明確に実証している。

 トランプ政府が、「力による平和」を叫び、朝鮮半島地域に戦略攻撃手段を相次いで投入して愚かにも我々をどうにかしようとしているが、我々はそれに眉一つ動かさない。

 我々は決して平和を哀願せず、我々に手出しする者に超強硬で立ち向かって強力な力で自身を守り、わが道を行くであろう。

 我々は、米国が自分の横暴非道な行為がまねく破局的な結果にたいして全責任を負わせるであろう。【朝鮮通信=東京】


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