米国との戦争を恐れない
−2017年4月21日−

 朝鮮中央通信によると、朝鮮外務省は21日、全文次のようなスポークスマン談話を発表した。

 我々の自主権と生存権をあくまでも踏みにじろうとする米国の狂乱的な核戦争挑発策動によって、朝鮮半島と地域の情勢は極度に険悪な域に至っている。

 最近、トランプ政府の当局者は、我々を力でどうにかするとの妄言を連日並べ、原子力空母打撃群を次々と朝鮮半島水域に投入しようとする一方、誰それを通じた問題解決を騒いで奔走している。

 米国の威嚇と恐喝に驚く我々ではない。

 我々の白頭山革命強軍は、米国の策動を鋭意注視しており、即時対応する万端の準備を終えて命令だけを待っている。

 米国が我々との対決を願うなら、とことんまで行こうというのが我々の確固不動の意志である。

 我々の超強硬対応には、地上・海上・水中・空中機動を伴う不意の先制攻撃を含むさまざまな方式が入っており、米国が仕掛けてくる挑発の種類と水準に合う我々式の強硬対応が直ちに伴うことになることについては、既にわが軍隊が明白にした。

 世界は今度、米国が力で自分の意思を強要していた時代が永遠に過ぎ去ったことをはっきりと目撃することになるであろう。

 わが共和国は、平和愛好的な社会主義国家として平和をこのうえなく重んじて愛するが、決して戦争を恐れないし、避けようともしない。

 我々は、米国がもっているいかなる選択と手段にもすべて対応できる十分な能力を備えた核強国であり、米国のいかなる選択も避けないであろう。

 我々は、米国の核の威嚇から我々自身を守るために強力な核を保有した以上、全面戦争には全面戦争で、核戦争には我々式の核攻撃戦でちゅうちょなく対応し、米帝との決戦で必ず勝者になるであろう。【朝鮮通信=東京】


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