不法入国の米国人に労働教化刑8年
−2010年4月6日−


 米国公民アヤロン・マリ・ゴムズの裁判が6日、朝鮮中央裁判所の法廷で行われた。

 裁判では、起訴された朝鮮民族敵対罪と不法国境出入罪に対する審理が行われ、共和国刑法の当該条項に準じて有罪が確定したのに伴い、8年の労働教化刑と7000万ウォンの罰金刑が言い渡された。

 被告は起訴事実をすべて認めた。

 米国の権益を保護するスウェーデン側の要請により、駐朝スウェーデン大使館代表らの裁判傍聴が特例的に許可された。

 一方、教化中の米国公民アヤロン・マリ・ゴムズが、健康上の理由などで家族との通話を懇請した点を考慮し、朝鮮の当該機関は30日、彼に電話を許可した。これに先立ち、教化中のゴムズと駐朝スウェーデン大使館との領事接触が行われ、接触でゴムズは請願書を渡したという。

2010.4.6 裁判−朝鮮中央通信=朝鮮通信



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