朝鮮労働党創立70周年

閲兵式・市民パレード
−2015年10月10日−

 朝鮮中央通信によると、朝鮮労働党創立70周年慶祝閲兵式および平壌市民パレードが10日、平壌で盛大に行われた。

 朝鮮労働党第1書記で朝鮮国防委員会第1委員長、朝鮮人民軍最高司令官である敬愛する金正恩同志が広場に到着した。

 金正恩同志を迎える朝鮮人民軍陸軍・海軍・航空および対空軍と労農赤衛軍の名誉儀仗隊の迎接儀式が行われた。

 金正恩同志が広場の幹部席に姿をあらわした。

 黄炳瑞、金己男、崔竜海の各氏と党中央委員会の活動家、各道党責任書記、朝鮮人民軍指揮メンバーが幹部席に着いた。

 中国共産党政治局常務委員の劉雲山書記が姿をあらわした。

 金永南、朴奉珠、楊亨燮の各氏らとキューバ共産党政治局員のサルバドル・バルデスメサ国家評議会副議長とラオス人民革命党のチャンシー・ポーシカム書記兼党組織委員会委員長、ベトナム共産党のハー・ティ・キエト書記兼党大衆動員委員長が幹部招待席に着いた。

 朝鮮労働党創立70周年祝賀行事に参加する各代表、党、武力・政権機関、社会団体、省、中央機関の活動家、朝鮮人民軍および朝鮮人民内務軍将兵、統一愛国闘士である非転向長期囚、英雄、革命烈士遺族、縁故者、功労者、海外同胞祝賀団および代表団と同胞、反帝民族民主戦線(反帝民戦)平壌支部代表が招待席に着いた。

 各国の党代表団をはじめとする代表団と駐朝外交・国際機関の代表、武官団メンバー、外国の賓客が招かれた。

 朝鮮の国旗と朝鮮労働党旗が掲揚された。

 「金日成将軍の歌」と「金正日将軍の歌」が荘重に奏楽されるなか、70発の礼砲が放たれた。

 敬愛する金正恩同志が、朝鮮労働党創立70周年祝賀演説を行った。

 金日成主席の太陽像(肖像画)と金正日総書記の太陽像の肖像旗が広場に入ると、朝鮮人民軍陸軍・海軍・航空および対空軍と労農赤衛軍の名誉儀仗隊とすべての閲兵隊員は、肖像旗を仰いで最も崇高な敬意を表した。

 閲兵行進が始まった。

 抗日武装闘争時の縦隊、解放後の正規武カ建設時の縦隊に続いて近衛姜健第2歩兵師団、近衛ソウル第3歩兵師団、近衛ソウル金策第4歩兵師団をはじめとする近衛部隊の縦隊と政治工作隊、少年近衛隊の縦隊など、祖国解放戦争(朝鮮戦争)時の縦隊が軍楽に合わせて歩武堂々と進んだ。

 一騎当千の故郷である大徳山中隊、近衛ソウル柳京守第105戦車師団、朝鮮人民軍航空・対空軍追撃飛行連隊、西海閘門建設部隊をはじめ、戦後の時期からこんにちに至るまで党と領袖、祖国と人民のために特出した貢献をした部隊の縦隊が力強く行進した。

 金日成軍事総合大学、金日成政治大学、金正淑海軍大学、金策航空軍大学、姜健総合軍官学校など、朝鮮人民軍の各級軍事学校の縦隊、陸軍、海軍、航空・対空軍、戦略軍部隊の縦隊、女性飛行士の縦隊、各兵種・専門兵の縦隊、平壌学院の縦隊も幹部席の前を通った。

 広場上空を飛行機が、党のマークと「70」の数字をかたどって編隊飛行した。

 白頭山英雄青年突撃隊、労農赤衛軍、赤い青年近衛隊、朝鮮少年団の各縦隊も行進した。

 各種の砲と装甲車、戦車、無人攻撃機、戦略ロケットをはじめ、朝鮮式の最先端武力装備と超精密攻撃手段が広場を行進した。

 金正恩同志は、隊伍に答礼した。

 革命軍歌を演奏し、行進軍楽の縦隊が「勝利」の文字をかたどって進むなか、飛行機が空に3色の煙を噴きながら閲兵式を締めくくった。

 閲兵式に続いて平壌市民パレードが始まった。

 金日成主席と金正日総書記の銅像をかかげた隊列に続いて党旗踊りの隊列、軍人家族の隊列、ヒマワリ踊りの隊列、太鼓踊りの隊列をはじめ、各階層の隊列がさまざまな文字が記されたデコレーション、スローガンとともに通り過ぎていった。

 広場に「金日成」「金正日」「金正恩」「慶祝70」「決死擁護」「母なる党」「思想強国」「軍事強国」「青年強国」などの文字と党旗、朝鮮の国旗が次々と人文字で描き出された。

 市民パレードが終わると、空に祝賀の花火が打ち上がり、ゴム風船が放たれた。

 金正恩同志は、熱狂的に歓呼する市民に温かく答礼した。【朝鮮通信=東京】

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