金正恩第1書記

朝鮮労働党第7回でおこなった党中央委員会の活動報告
-2016年5月6~7日-

 
 

 同志のみなさん!

 朝鮮労働党第6回大会が開かれた時から今日に至る期間は、わが党の長い歴史においてこのうえなく厳しい闘争の時期であり、偉大な転換がもたらされた栄えある勝利の年代でした。

 総括期間、朝鮮労働党は比類なく厳しい環境のなかで革命発展の各段階に主体的な路線と政策を打ち出し、偉大なわが人民に依拠して革命と建設を力強く前進させることによって、社会主義偉業の遂行において輝かしい勝利をおさめ、祖国繁栄の新時代を開きました。

 歴史上、どの党と人民も歩んだことのない困難にして険しい革命の道を踏み分ける過程で、わが党は自己の思想と偉業の正当性と不敗性について深く確信するようになり、党に従って、永遠にチュチェの道へ進もうとするわが人民の覚悟と意志はいっそう強まりました。

 今日、すべての党員と人民は、不屈の精神力と英雄的な闘争によって誇るべき偉勲を立ててきた忘れがたい追憶と、胸にあふれる勝利者の自負心を抱いて第7回党大会を意義深く迎えています。

 朝鮮労働党第7回大会は、全社会の金日成-金正日主義化の旗印を高くかかげて、わが党をさらに強化し、社会主義強国の建設とチュチェ革命の最後の勝利を早めるうえで歴史の分水嶺となるでしょう。

 1.チュチェ思想、先軍政治の偉大な勝利
 2.社会主義偉業の完遂のために
 3.祖国の自主的統一のために
 4.世界の自主化のために
 5.党の強化、発展のために
 
 出典:朝鮮民主主義人民共和国サイト「ネナラ」・「月間論調」2016年5月号

 

 (参考)「権柄と官僚主義」(세도와 관료주의)について

 金正日総書記は、著作『思想活動を優先させるのは社会主義偉業遂行の必須の要求である』(1995年6月19日)で次のように述べている。

 「特に、幹部のあいだで権柄と官僚主義、不正腐敗行為との闘争を強化しなければならない。権柄と官僚主義、不正腐敗行為は搾取社会の産物であり、個人主義、利己主義に根ざしている。社会主義社会では、権柄と官僚主義、不正腐敗行為が許されない。社会主義社会において、幹部は人民のうえに君臨する官僚ではなく、人民の忠僕である。幹部のあいだに権柄と官僚主義、不正腐敗行為が助長されれば、党と人民大衆の統一団結にひびが入り、社会主義がその生命力を発揮できなくなる。多くの国での社会主義の崩壊は、幹部のあいだに権柄と官僚主義、不正腐敗行為が助長されたこととも関連している。社会主義を固守し前進させるには、権柄と官僚主義、不正腐敗行為のさ細なあらわれも黙過せず、妥協のないたたかいを展開して徹底的に克服しなければならない」

 著作の全文は、こちら。

 総書記はまた、『人民大衆中心の朝鮮式の社会主義は必勝不敗である』(1991年5月5日)で次のように述べている。

 「社会主義社会の本性に即した活動方法と作風を確立するうえで提起される重要な問題の一つは、権柄と官僚主義を徹底的に克服することです。権柄と官僚主義は、職権を悪用して権勢をふるい、人民大衆の意思と利益に反して行動をする古い活動方法と作風です」

 著作の全文は、こちら。

 


inserted by FC2 system