ナミビア大統領特使が訪朝
−2016年6月24〜27日−

 朝鮮中央通信によると、ナミビア大統領特使のネツンボ・ナンディヌダイトワ副首相兼外相と一行が24日、平壌に到着した。

 同日、朝鮮政府は、特使のために宴会を催した。

 宴会には、ナミビア大統領特使のネツンボ・ナンティヌダイトワ副首相兼外相と一行が招かれた。

 李容浩外相、関係者が参加した。

 李容浩外相は演説で、金日成主席と金正日総書記が、民族の独立のためのナミビア人民の血のにじむたたかいが勝利をおさめられるよう大きな労苦をささげ、あらゆる支援と協力をしたと述べた。

 また、敬愛する金正恩同志が、主席と総書記が築いたナミビアとの友好・協力関係の発展に深い関心を払っていることについて強調した。

 そして、ナンティヌダイトワ副首相兼外相の今回の訪問が二国間関係の発展で重要な契機になることを願うと述べ、両国の友好・協力関係が、さらに拡大、発展するものとの確信を表明した。

 ナンディヌダイトワ副首相兼外相は演説で、金日成主席と金正日総書記の格別な関心のなかで朝鮮とナミビアの関係は良好に発展してきたし、朝鮮労働党委員長の金正恩閣下の配慮のなかでさらに発展していると強調した。

 そして、朝鮮は、ナミビアのたたかいを誠心誠意で支援して独立を遂げた後、真っ先に外交関係を結んだ友好的な兄弟の国であると述べ、今後も両国の伝統的な友好関係をより拡大し、発展させていくであろうと述べた。

 25日、最高人民会議常任委員会の金永南委員長は万寿台議事堂で、表敬訪問したナミビア大統領特使のネツンボ・ナンディヌダイトワ副首相兼外相と一行と会見した。

 同日、李容浩外相とナンディヌダイトワ副首相兼外相の会談が万寿台議事堂でおこなわれた。

 会談には、朝鮮側から関係者が、ナミビア側から外務省のセルマ・アシパラムサビ常任書記をはじめとする特使一行が同席した。

 双方は会談で、両国の友好・協力関係を変わりなく強化し、発展させることと、相互の関心事となる一連の問題について意見を交換した。

 李容浩外相は、わが軍隊と人民が朝鮮労働党第7回大会で敬愛する金正恩同志を朝鮮労働党委員長にいただき、第7回党大会の決定貫徹と社会主義強国の建設のためのたたかいにこぞって立ち上がったことと、世界の自主化偉業にたいするわが党の政策と立場、両国の友好・協力関係に言及した。

 ナンディヌダイトワ副首相兼外相は、朝鮮はナミビアが独立した時、真っ先に外交関係を結んだ国の一つであり、両国には歴史的で伝統的な友好・協力関係が維持されてきたと述べ、今後も国際情勢がどう変わろうと関係なくこのような友好・協力関係をさらに発展させていくであろうと強調した。

 そして、金正恩同志が、朝鮮労働党委員長に推戴されたことを熱烈に祝い、朝鮮人民が第7回党大会で示された課題を徹底的に貫徹して社会主義強国の建設を推し進め、国の自主的統一を実現するたたかいでさらなる成果をおさめることを願った。

 会談は友好的な雰囲気のなかでおこなわれた。

 27日、ナンディヌダイトワ副首相兼外相は、朝鮮訪問と関連して宴会を催した。

 宴会には、李容浩外相、関係者が招かれた。

 外務省のセルマ・アシパラムサビ常任書記をはじめ、特使一行が参加した。

 宴会では、演説がおこなわれた。

 同日、ナンディヌダイトワ副首相兼外相と一行は帰国の途に就いた。

 一行は滞在期間、万景台を訪問し、チュチェ思想塔、科学技術殿堂、慶上幼稚園などを参観した。【朝鮮通信=東京】


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