21日の朝鮮中央通信によると、ベラルーシに朝鮮大使館が開設された。開設式が19日、ミンスクで行われた。
ベラルーシの政府、政党、国会、社会団体の人士が招かれた。
朝鮮外務省とベラルーシに常駐している各部署の活動家が参加した。
開設式では演説があった。
ベラルーシ外務省局長は、朝鮮大使館が開設されたのは、長い伝統をもつ両国の友好・協力関係を拡大し、発展させるうえで大きな意義をもつと述べ、2国間関係がすべての分野でさらに強化されるものとの確信を表明した。そして、朝鮮人民の国の社会・経済発展のための活動でのさらなる成果を願うと強調した。
大使館に朝鮮の国旗が掲揚された。
一方、朝鮮外務省局長を団長とする同省実務代表団が、ベラルーシ外務省の招請により18日から20日まで同国を訪問した。
訪問期間、代表団は、ベラルーシ外務省局長と協議をおこなって同国駐在朝鮮大使館の開設式に参加した。
協議の過程で双方は、朝鮮とベラルーシの友好・協力関係を政治と経済、文化などの各分野にわたってさらに拡大し、発展させる問題を討議したし、相互の関心事となる地域および国際問題について意見を交換した。
また、長い伝統をもつ朝鮮とベラルーシの友好関係を両国人民の要求と利益に合致するよう新たな段階へと強化し、発展させようとする意志を再確認したし、外務省間の交流をはじめ、政治関係を引き続き発展させ、それに即して2国間の経済協力をさらに拡大していくことについて見解の一致を見た。
ベラルーシ側は、ミンスクに朝鮮大使館が開設されたのは、朝鮮とベラルーシの関係を新たな高い段階へと発展させようとする朝鮮政府と人民の志向と意志のあらわれになると評価したし、朝鮮側は大使館開設に私心のない援助と便宜を図ったベラルーシ政府と外務省をはじめとする関係機関に謝意をあらわした。
双方は、内政不干渉と自主権尊重、平等、互恵の原則にもとづいて国連など国際舞台で相互協力をさらに緊密におこなっていく意向を表明した。【朝鮮通信=東京】
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