非同盟・発展途上諸国との団結強化する
−2016年9月28日−

 朝鮮外務省のスポークスマンは、最近、主要国際会議でわが共和国にたいする支持と連帯が表されたことに関連して28日、朝鮮中央通信の質問に次のように答えた。

 去る17、18の両日、ベネズエラのマルガリータ島で「開発のための平和、自主権、連帯」のテーマでおこなわれた第17回非同盟諸国首脳会議では、非同盟諸国会議参加国の共同の立場を反映した最終文書とマルガリータ宣言が採択された。

 首脳会議の最終文書では、非同盟諸国会議参加国の自主権と領土保全、独立に反対する侵略的な軍事演習や武力の使用と威嚇を国連憲章の原則にたいする乱暴な違反、侵略行為であると反対、糾弾した。

 文書では、非同盟諸国会議参加国にたいする国連安全保障理事会の制裁決議が妥当な法律的根拠と公正さ、正義を無視していることに関連して、深刻な懸念が示され、主権国家の合法的権利である平和目的の宇宙の開発と利用を否定したり、侵害したりする行為に反対、排撃した。

 これとともに、人権問題の取り扱いでの政治化、2重基準、選択性をまねく特別報告者制度に反対、排撃する立場も明らかにした。

 また、第71回国連総会の期間に行われた77カ国グループ(G77)閣僚会議では、わが共和国にたいする一方的な制裁を排撃し、即時撤回を求める宣言が発表された。

 今回の非同盟諸国首脳会議の最終文書採択とG77閣僚会議の宣言発表は、国連加盟国の大多数を占める百数十カ国が米国と追従勢力がおこなっている前代未聞の対朝鮮孤立・圧殺策動に反対、排撃したことになる。

 これは、列強の強権と専横によって国際的正義が無残に踏みにじられている現在の国際情勢のもとで、自主と正義を志向する国際社会の正当な立場表明になり、わが人民の偉業にたいする全的な支持と連帯のあらわれになる。

 米国と追従勢力の増大する核の威嚇と恐喝、卑劣な制裁・封鎖策動に立ち向かって国の尊厳と自主権、国際平和と安全を守るためにたたかっているわが人民にとって、国際的な支持と連帯は大きな鼓舞の力になる。

 我々は、今後も自主化された新しい世界の建設と真の国際的正義を実現するたたかいで非同盟諸国、発展途上諸国との団結と協力をさらに強化していくであろう。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


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