朝鮮農業勤労者同盟第8回大会
−2016年12月6〜7日−

 朝鮮中央通信によると、朝鮮農業勤労者同盟(農勤盟)第8回大会が6、7の両日、平壌でおこなわれた。

 大会は、農勤盟第7回大会以降の農勤盟が活動でおさめた成果と経験を総括し、チュチェ革命の新たな時代の要求に即して全同盟の金日成−金正日主義化を実現して党の頼もしい紐帯、外郭団体としての使命と任務を立派に遂行していくうえで提起される課題と方途を討議した。

 大会には、各級の農勤盟代表会で選出された代表者が参加した。関連部門の党と行政の活動家が、オブザーバーとして参加した。

 大会は、次のような議題を承認した。
 1.朝鮮農業勤労者同盟中央委員会の活動総括について
 2.朝鮮農業勤労者同盟中央検査委員会の活動総括について
 3.朝鮮農業勤労者同盟規約の改正について
 4.朝鮮農業勤労者同盟中央指導機関の選挙について

 大会では、敬愛する金正恩同志が農勤盟第8回大会参加者に送った書簡「チュチェの社会主義偉業の遂行で農業勤労者同盟の役割を高めるために」が伝達された。

 農勤盟第8回大会に際して各国の政党と農業勤労者組織、社会団体から祝電と祝賀書簡が寄せられたことが紹介された。

 第1の議題に関する報告を李明吉委員長がおこなった。

 李明吉委員長は、金正恩同志は農勤盟第8回大会参加者に送った書簡で、全同盟を金日成−金正日主義化することを農業勤労者同盟の総体的目標、総体的闘争課題として示したと強調した。

 また、農勤盟第7回大会がおこなわれたときからこんにちに至る期間、白頭山の不世出の偉人たちの賢明な指導のもとに農勤盟が広範な農業勤労者を党のまわりにしっかりと結集し、彼らを社会主義農村テーゼと党の農業革命方針貫徹へと力強く組織、動員することで、社会主義農村建設の歴史に輝かしい偉勲を刻んできたことに言及した。

 さらに、農勤盟がすべての農勤盟組織を党の指導のもとに領袖の思想と偉業に忠実に従っていく真の領袖の大衆的政治組織に絶えず強化し、発展させたことについて強調した。そして、金日成主席と金正日総書記、敬愛する元帥の賢明な指導のもとに農勤盟が党の思想、技術、文化の3大革命路線と社会主義農村テーゼを貫徹する活動を中心課題に捉え、農業勤労者と同盟員を社会主義農村建設と党の農業革命方針貫徹のためのたたかいへと力強く奮い起こしてきたことについて述べた。

 李明吉委員長は、同盟をチュチェ革命偉業、先軍革命偉業に忠実に従っていく党の頼もしい擁護者、援助者に押し立てた主席と総書記、敬愛する元帥の不滅の指導業績は、農勤盟の歴史とともに末永く輝くであろうと強調した。

 第1の議題に関する討論がおこなわれた。
 大会では、第1の議題に関する決定書が採択された。

 第2の議題に関する報告を農勤盟中央検査委員会のシン・チャンソン委員長がおこなった。

 第3の議題が討議された。
 農勤盟規約の改正に関する決定書が採択された。

 大会では第4の議題を討議した。

 農勤盟中央委員会を選出した。推薦された農勤盟中央委員会委員および委員候補の候補者全員が農勤盟中央委員会委員および委員候補に選出された。

 農勤盟中央検査委員会を選出した。推薦された農勤盟中央検査委員会委員の候補者全員が農勤盟中央検査委員会委員に選出された。

 大会では、農勤盟中央委員会第8期第1回総会の決定内容が発表された。

 農勤盟中央委員会執行委員会が選出された。
 農勤盟中央委員会の委員長に李明吉氏、副委員長に韓慶松、リョ・ヘジョン、吉尚奉、オ・ギベクの各氏が選出された。

 農勤盟中央委員会組織委員会が組織された。

 農勤盟中央委員会の各部長と農勤盟中央委員会機関紙「農業勤労者」の主筆が任命された。

 大会では、農勤盟中央検査委員会第8期第1回総会でおこなわれた農勤盟中央検査委員会の委員長、副委員長の選挙結果が発表された。【朝鮮通信=東京】

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