対決謀略策動糾弾の10万人平壌市民大会
−2010年5月30日−


 朝鮮中央通信によると、米帝と李明博逆賊一味の反共和国対決謀略策動を暴露、糾弾する平壌市民大会が30日、金日成広場で行われた。

 崔泰福、金己男、楊亨燮の各氏と党、政権機関、社会団体、省、中央機関、市内の各級機関、工場、企業所、農場の活動家をはじめ、10万余人の各階層の勤労者と青年学生が大会に参加した。

 平壌市党委員会の崔永林責任書記は大会で行った報告で、現在、朝鮮半島には南朝鮮かいらい好戦狂と、彼らと結託した米日両侵略者の前例ない反共和国対決謀略策動により、北南関係が全面破局に瀕し、直ちに戦争が勃発しかねない一触即発の重大な情勢が生じていると述べた。

 また、艦船沈没事件は、徹底的に李明博逆賊一味が米帝と共謀、結託してでっち上げた凶悪非道な捏造劇、茶番であって、永遠に許しがたい反民族的・反統一的犯罪行為であると主張した。

 そして、李明博逆賊一味が、かいらい艦船沈没事件を我々と結び付けたのは、内外政策の総破綻による深刻な危機を免れ、「地方自治体選挙」を無難に終えてファッショ統治を維持し、北南関係を破局に追い込むための謀略的な陰謀策動であって、破滅に瀕した者の断末魔のあがきにすぎないと指摘した。

 崔永林責任書記は、現在、かいらい逆賊一味が艦船沈没事件と関連する汚い悪巧みをして危機を免れようとたくらんでいるが、それは愚かな妄動であると指摘し、次のように強調した。

 かいらい逆賊一味がでっち上げた今回の事件は、最初から米帝の庇護と助長のもとで企てられ、行われている悪辣な反共和国孤立・圧殺策動であり、我々の尊厳と自主権に対する重大な挑戦である。

 我々は、かいらい逆賊一味が「対決」を云々して外部勢力と共助し、「膺懲」と「報復」のわずかな動きでも見せるなら、即時の報復攻撃、慈悲を知らない強力な物理的攻撃で対応するであろう。

 もし、南朝鮮のかいらい一味が我々のたび重なる警告にもかかわらずあくまでも戦争の火を付けるなら、民族反逆者であり、売国奴である李明博逆賊一味を断固と一掃し、この地に全民族が強盛する統一大国を打ち立てるであろう。

 我々は、あえて共和国の最高の尊厳を冒涜し、我々に手出ししようとする米日両侵略者とその追従者を少しも許さないし、人類の正義と真理に挑戦する極悪な戦争狂信者に無慈悲で断固たる懲罰を与えるであろう。

 大会では、各階層代表の討論があった。

2010.5.30 朝鮮中央通信−朝鮮通信=東京



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