「調査結果」に疑念表明
−2010年5月31日−


 朝鮮中央通信によると、31日、ロシアのテレビ局NTVの報道によると、ロシア科学アカデミー極東研究所朝鮮研究センターのコンスタンチン・アスモロフ上級研究員は「モスコフスキー・コムソモーレツ」紙記者とのインタビューで、艦船沈没事件と関連した南朝鮮当局の主張に強い疑念を表明した。

 アスモロフ上級研究員は次のように述べた。

 南朝鮮側が到達した「結論」は、南朝鮮とほかの国々で極めて強い不信を抱かせている。

 ロシアと中国は、この「結論」を全面的に信じない。

 「証拠物」と事実が、南朝鮮側の描き出した状況と合わないため、疑問が数多く発生している。

 実例として、どうして兵士だけが死んで将校は、1人も死ななかったのか。

 なぜ被害者の中に鼓膜が破れたり骨折した人がいないのか。こうした現象は、艦船が魚雷攻撃を受けるときに普通に起こる現象である。

 どうして「魚雷推進体」に残っているという「北朝鮮の表記法」が、現代的なマジックで、北ではなく南で多く使われる手法通りに書かれたのか。

2010.5.31 ロシア専門家−朝鮮通信=東京



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