3.1人民蜂起98周年記念共同合意文
−2017年3月1日−

 朝鮮中央通信によると、朝鮮キリスト教連盟と「韓国キリスト教教会協議会」は1日、3.1人民蜂起98周年記念共同合意文を発表し、次のように指摘した。

 民族の自主、独立のための3.1人民蜂起が起きた時からおよそ1世紀になるが、いまだに外部勢力がわが民族の安全と平和を重大に脅かしている。

 わが民族には、3.1人民蜂起の日々に強く発揮された民族自主精神を継いでわが民族同士が力を合わせて朝鮮半島の平和と民族の安全をしっかり守り、北南関係改善の活路を開いていくべき重要な課題がある。

 朝鮮キリスト教連盟と「韓国キリスト教教会協議会」は、3.1人民蜂起98周年に際して侵略的な外部勢力を排撃して民族の自主と平和を守り、祖国統一の新しい局面を開いていくために献身することを誓い、次のような意志を表明する。

 1.朝鮮キリスト教連盟と「韓国キリスト教教会協議会」は、性奴隷犯罪をはじめ、日帝がわが民族に働いたあらゆる犯罪行為にたいする謝罪と賠償を受け取り、靖国神社参拝、歴史歪曲、独島(日本名・竹島)強奪の企図、「平和憲法」の修正と「自衛隊」武力の強化などを即刻中断させ、日本の軍国主義復活と再侵略策動を阻止するための運動を力強くおこなっていく。

 2.朝鮮キリスト教連盟と「韓国キリスト教教会協議会」は、外部勢力と結託しておこなうすべての侵略戦争演習に断固反対し、わが民族の自主、平和統一のために全力を傾けていく。

 3.朝鮮キリスト教連盟と「韓国キリスト教教会協議会」は、わが民族同士が力を合わせて北南関係の改善と自主統一の転換的局面を開いていくための多様な連帯活動を力強くおこない、差し当たり、3.1人民蜂起100周年を北と南が共同で記念するために、早期に北南宗教家の会合が実現するよう積極的に努力するであろう。【朝鮮通信=東京】


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