米・南朝鮮合同軍事演習を糾弾
−2017年3月7日−

 朝鮮中央通信によると、祖国統一汎民族連合(汎民連)の北側本部、南側本部、海外本部は7日、共同声明を発表し、次のように指摘した。

 いま、米国と南朝鮮の軍部好戦勢力が内外の大きな懸念と一様な反対、排撃にもかかわらず膨大な侵略武力を投入して「キー・リゾルブ」「フォールイーグル」合同軍事演習を狂ったようにおこない、朝鮮半島には再び核戦争がいつ起こるかわからない一触即発の最悪の情勢が生じている。

 汎民連の北側本部、南側本部、海外本部は、米国と南朝鮮軍部好戦勢力が狂乱的におこなっている北侵合同軍事演習を国の平和と北南関係改善、自主統一を願う同胞の志向と念願にたいする悪辣な挑戦、わが民族の自主権を侵害して祖国の領土に核の惨禍をあびせようとする許せない戦争挑発犯罪であると認め、これを峻烈に断罪、糾弾する。

 汎民連は、このほど第17回共同議長団会議で民族に宣言したとおり、神聖なわが祖国の領土に核戦争の暗雲をもたらす米国とその追従勢力の犯罪的な策動を少しも許さないし、これに反対し、阻止する民族あげてのたたかいを先頭に立って果敢に繰り広げていくであろう。

 北侵戦争演習に狂奔する米軍の戦車と装甲車に身をていして立ちはだかったかつてのあの精神、あの闘志で米国と南朝鮮好戦勢力の侵略的な「キー・リゾルブ」「フォールイーグル」合同軍事演習を阻止するための反戦平和守護の炎を激しく上げるであろう。

 これとともに汎民連は、国内外の各界各層とさらにかたく手を取り、朝鮮半島から戦争の禍根を根本的に除去して恒久的で強固な平和体制を樹立するために、南朝鮮占領米軍をこの地から一日も早く追い出すたたかいをさらに民族をあげておこなっていくであろう。

 民族の不倶戴天の敵であり主敵である米国を後ろ盾にして同族対決と戦争に活路を求めて最期のあがきをする南朝鮮の保守執権勢力を断固審判し、この地に戦争がなく、民族の和解と団結、統一の熱気が熱く満ちる第二の6.15統一時代を必ず開くであろう。

 米国は、わが民族の反米決死抗戦の意志を直視して北侵核戦争演習騒動を直ちにやめるべきであり、南朝鮮からすべての核戦争装備と侵略武力を引き払って一日も早く退くべきである。

 汎民連はこの機会に、内外の全同胞が米国とその追従勢力の無分別な核戦争挑発策動を粉砕し、意義深い今年に国の平和と北南関係の改善、自主統一の新しい局面を開いていく聖なるたたかいに総決起するよう熱烈に呼びかける。【朝鮮通信=東京】


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