南朝鮮軍が飛ぶ鳥の群れに機関銃弾乱射
−2017年5月25日−

 南朝鮮かいらいが緊迫した軍事境界線一帯でまたもや悪辣な武力挑発をおこなったことと関連して25日、朝鮮人民軍総参謀部のスポークスマンは朝鮮中央通信の質問に次のように答えた。

 軍事境界線一帯は、双方の膨大な武力が恒常的に銃口を向けて対峙している緊迫したホットスポットである。

 同所では、さ細で偶発的なミスや不純な言動も簡単に破局的な軍事的衝突に広がりかねない。

 にもかかわらず、南朝鮮かいらいは23日午後4時ごろ、江原道鉄原の最前線地域の上空を飛ぶ鳥の群れを見て、「正体不明の飛行体が軍事境界線を越えて南下」するのを発見したとし、むやみにわが方に向かって警告放送をおこない、450余発の機関銃弾まで乱射して騒ぎを起こした。

 非武装地帯(DMZ)で疑わしい爆発事故が発生しても「北の木箱地雷」のせいであり、海でかいらい軍艦船が沈没しても「北の魚雷」のせいであり、空を鳥の群れが南へ飛んでも「北の無人機」であり、拾ってきた便所の戸も「北の無人機の残骸」であり、魔法瓶のふたが転がっていても「北のロケット弾」であると言い張るのが精神錯乱症にかかったかいらいである。

 かいらい軍部好戦狂が今回おこなった無謀な軍事的挑発は、南朝鮮社会に反共和国敵対感を助長して朝鮮半島の情勢を険悪な対決局面に固定しようとする不純な下心の延長である。

 いま、万古無比の逆賊朴槿恵の弾劾の事態を契機に、人民に見捨てられ、排斥されて破滅に陥ったかいらい保守一味は、消えゆく余命を永らえ、南朝鮮内部で急速に高まる北南関係改善の要求を阻もうと同族対決にさらに気炎を吐いている。

 デリケートな朝鮮西海ホットスポットで毎日のように海軍艦艇をわが方領海に侵犯させ、軍事境界線一帯に人間のクズを駆り出して反共和国対決を鼓吹する卑劣なビラ散布劇にしがみついたばかりか、露骨な武力挑発で一触即発の緊張を醸成しようとしているのである。

 一握りにもならないかいらい保守一味が同族対決に悪辣にしがみついていくらあがいても、既に破滅の奈落に転げ落ちて最悪の窮地に陥った哀れな姿をさらにあらわにするだけである。

 かいらいの今回の軍事的挑発は、速い速度で飛躍する我々の核、弾道ミサイルの威力によってかいらい軍内にまん延している厭戦、厭軍の雰囲気を防ごうとする窮余の策でもある。

 かいらい軍部好戦狂が、荒唐無稽な「飛行体の南下説」を騒ぎ立てるからといって信じる人は誰もいない。

 むしろ、謀略と捏造の常習犯の悪しき汚名とともに苦い嘲笑だけをかうことになるであろう。

 わが軍隊は、無謀に広がる挑発者の新たな対決狂乱を鋭く注視している。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


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