「制裁決議」支持する南朝鮮の軽はずみな醜態
−2017年9月14日−

 朝鮮中央通信によると、民族和解協議会(民和協)は14日、全文次のようなスポークスマン声明を発表した。

 人類の平和の破壊者、侵略の首魁である悪の帝国米国の操り人形に転落した国連安全保障理事会が、主権国家の自主権を重大に蹂躙、抹殺するもう一つの特大型の犯罪を働いた。

 米国とその追従勢力の卑劣な野合によってでっち上げられた国連安保理の対朝鮮「制裁決議」第2375号は、適法性と公正さを完全に失った最も恥ずべき政治詐欺文書であり、正義と平和を志向する全世界の強い糾弾を呼んでいる。

 見物は、性懲りもなく無分別極まりない南朝鮮かいらいが時を得たかのようにこのつまらない犯罪文書のでっち上げについて「支持」だの「歓迎」だのとおだてて疎ましく振る舞っていることである。

 かいらい青瓦台の連中が、「制裁レベルのいっそうの強化」だの「新たな口火」だのと言って世界が笑うのも知らずに軽々しく振る舞う一方、かいらい外交部の連中はお粗末極まりない「政府声明」なるものを発表して「北の核開発を決して許さないという強い意志を再び表明したもの」「北は国際社会の警告を深刻に受け入れるべき」などとつまらないたわ言を吐いている。

 その一方で、かいらい国務総理と統一部をはじめ、当局の連中は、何か大きな事件でも起きたかのように大騒ぎし、国連「制裁決議」のでっち上げに歩調を合わせて、すべての部署が声を合わせるべきであるだの、多様な外交的措置と強度の「独自制裁案」を用意して「対北圧力」をさらに強化しなければならないと騒いでいる。

 それこそ、自分らの運命がどうなるか一寸先も見通せずにジタバタする愚かな連中の奇怪な醜態にほかならない。

 今回の国連「制裁決議」について言えば、我々の何物にも勝る核戦力強化に慌てた米国とその追従勢力の窮余の策にすぎない。

 国連安保理で「制裁決議」がでっち上げられると、「中身のない決議」「竜頭蛇尾」「実質的な効果よりは象徴的な意味」という非難と嘲笑があふれ出ているのは決して偶然ではない。

 にもかかわらず、かいらいが「評価」だの「支持、歓迎」だのと間抜けに振る舞うありさまは、軽率極まりない。

 さらに笑止千万なのは、あたかも自分らが、いわゆる国際社会を代弁でもするかのように「決して許さない」だの「深刻に受け止めるべきである」だのと差し出口をたたいていることである。

 誰それに対して「孤立」だの「暗い未来」だのの寝言を吐いてむしろ、内部から責められて周辺諸国から非難を受けたばかりか、主人の米日の笑いの種となって顔色を悪くして色を失っているのが、まさにかいらいの哀れな運命である。

 その分際で、いまだにどうすれば良いのかもわからずに慌てふためいているのだから、やはり、かいらいは昨日も、今日もどうしようもないかいらいである。

 卑屈で愚か極まりない植民地の手先である南朝鮮かいらいの類いのたわ言に耳を傾ける人は、この世界のどこにもいない。

 しかし、わが共和国の自主的尊厳を重大に蹂躙、冒涜した国連「制裁決議」のでっち上げを先頭に立っておだて、「独自制裁案」の用意だの何のと対決狂気を振りまくのは絶対に許せない。

 かいらい当局は、同族に対する極度の敵対感を抱いて対決一辺倒で北南関係をすっかり台無しにした天下逆賊の群れである朴槿恵の前轍をそのまま踏んでいることを知らなければならない。

 我々は、現南朝鮮当局の不穏当な振る舞いをすべて計算しており、そのすべての罪悪の代価を最後まで払わせるであろう。

 南朝鮮当局は、「制裁」だの「圧力」だのの無分別な妄動にしがみついては、我々と向かい合う機会を永遠に失い、その一瞬ですべてが終わるという我々の警告に何気なく接してはならない。

 そして、警告の後には必ず実際の行動が伴うことをいっときも忘れてはならない。

 かいらい当局は、軽はずみな醜態がまねく破局的結果について熟考する方が良かろう。【朝鮮通信=東京】


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