米国の制裁策動に我々式の対応方式でこたえる
−2017年9月5日−

 朝鮮外務省のスポークスマンは、米国が我々のICBM装着用水爆実験に言いがかりをつけて制裁・圧力策動にしがみついているのと関連して5日、朝鮮中央通信の質問に次のように答えた。

 我々が断行したICBM装着用水爆実験に対して米国が先頭に立って「糾弾」劇を演じ、反朝鮮制裁策動に熱を上げている。

 4日、国連安全保障理事会の緊急会合なる場で米国代表は、朝鮮は国際社会の意思を無視して戦争を渇望しているだの何のの冗舌を弄し、新たな「制裁決議」の採択を強要した。

 米国が我々の自衛的核戦力強化に言いがかりをつけてわが共和国のイメージを傷つけようと必死に出ているのは、緊張激化と核の脅威の張本人としての正体を覆い隠そうとする詭弁である。

 トランプが吐いた「炎と怒り」の暴言と現在起きている米国の狂乱的な反朝鮮圧殺騒動は、米国こそ朝鮮半島の平和と安定を願う国際社会の意思を無視して戦争だけを追求する強盗であることを明白に実証している。

 ICBM装着用水爆実験は、我々が選択した並進の道で必ず経なければならない正常な工程であり、誰もとやかく言えない。

 我々は、長々数十年間続く米国の敵視策動と核の威嚇、恐喝を根本的に除去するために核保有を選択したし、経済建設と核戦力建設の並進に関する戦略的路線を堅持している。

 トランプ政権時代に入って、我々の自主権と生存権、発展権を完全に抹殺しようとする米国の策動がさらに無分別になるにつれ、我々は国家核戦力強化にさらに拍車をかけざるを得なくなった。

 我々が今回おこなったICBM装着用水爆実験は、国家核戦力完成の完結段階の目標を達成するための一環である。

 そこで、我々は、地球上のどの侵略勢力も断固撃退し、朝鮮半島と地域の平和と安全を頼もしく守れる最強の核抑止力を備えるようになった。

 米国が、いわゆる「すべての選択案」を云々して、政治と経済、軍事のすべての分野で前代未聞の悪辣な制裁と圧力を加えることで、我々を驚かせたり、変えられると思うなら、それよりも大きな誤算はない。

 米国の強盗さながらの制裁・圧力策動に我々は我々式の対応方式でこたえるであろうし、米国はそこからまねかれる破局的な結果について全責任を負うことになるであろう。

 米国は、原爆、水爆とともにICBMまで保有した名実相伴う核強国としてのわが国家の実体を一瞬も忘れてはならない。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


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