米国連大使は口を慎むべきだ
−2017年9月8日−

 朝鮮中央通信社は8日、「へイリーの口を制御できなかった代価は米政府が払うことになるであろう」と題する全文次のような論評を発表した。

 完結段階に至った我々の核戦力兵器化の水準に肝をつぶした米国の政治娼婦が、再び発作症状をあらわしている。

 去る4日、ニッキ一・へイリー米国連大使は国連安全保障理事会緊急会合なる場で、我々の最高の尊厳に言いがかりをつけて悪態をつき、国際社会を驚愕させた。

 「ミサイルと核兵器の悪用」だの「戦争哀願」だののへイリーの悪態は、我々に「戦争挑発者」のレッテルを張って、新たな高強度「制裁決議」の採択を容易におこなおうとする下心のあらわれ以外の何物でもない。

 へイリーといえば、去る3月にも我々の弾道ミサイル発射に関連して放言を吐いて人々の指弾を受けた政治未熟児、外交未熟児である。

 それにも満足せず、ありもしない「人権問題」を持ち出して我々をそしり、軍事的選択を云々するなど対朝鮮敵対感を公然とさらけ出したし、トランプ政権の極悪な対朝鮮制裁・圧力騒動に突撃隊となってスカート風を起こしている狂女である。

 愚昧な女が理性の初歩的な概念もなくむやみにしゃべり散らし、自分の無知をさらけ出して世界の嘲笑を買ったが、いまだに自分の舌先三寸がどんな災難をまねくのかも知らずにむやみに言い散らしている。

 このような人間の不良品、外交の素人を国連の舞台に自分らの代表に押し立てざるを得ない米国の境遇も窮迫極まりない。

 へイリーが、米国の忍耐力にも限界があるだの何のと、あたかも米国は平和を願うのに我々が戦争をまねくかのようにむやみに嘘を並べたが、いかなる詭弁も侵略と戦争の元凶、平和破壊者としての自分らの醜悪な正体を覆い隠せない。

 現実的に、米国の頭目は、武器商売に余念がない。

 最近、トランプが南朝鮮当局者と電話会談したことについて、米大統領が直接かいらい軍の「ミサイル弾頭重量の制限解除を契機に米国製武器販売の圧力に乗り出した」という南朝鮮メディアの暴露は、決して事新しいものではない。

 侵略で生まれ、戦争で肥大してきた国がまさに米国であり、米国はいまも自分らの気に障る国の政権交代のための戦争を絶え間なく起こしている。

 このような米国の増大する核の威嚇、恐喝が、我々を核兵器保有へと後押ししたし、世界は我々の核兵器保有が生存権と自主権を守るための理性的な選択であることを認めている。

 強力な核保有国である我々が、「体制転覆」を狙ったあくどい圧力をそのまま甘受すると考えるなら、それよりも愚かなことはないであろう。

 ヘイリーの目がいくら世情を見分けられない節穴でも、口は慎むべきであろう。

 国連大使なる者の口一つもしっかり制御できなかった代価は、米政府が払うことになるであろう。【朝鮮通信=東京】


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