敵対行為の米大学生に労働教化刑15年標題
−2016年3月16日−

 16日、朝鮮最高裁判所で反朝鮮敵対行為を働いて摘発、逮捕された米国公民のオットー・フレデリック・ワームビア被告の裁判が行われた。

 各階層の市民が傍聴した。

 裁判では、朝鮮の刑法第60条国家転覆陰謀罪に問われているワームビア被告の事件記録を検討し、犯罪事実を確定した起訴状が提出され、審理が行われた。

 審理の過程に被告は、米国政府の対朝鮮敵視政策に追従して、朝鮮の一心団結の基礎を壊す目的のもと、朝鮮に観光の名目で入国して重大な反朝鮮敵対行為を働いた自身の罪を認めた。

 続いて、証人尋問が行われ、証拠資料が提示された。

 検事は、論告で被告の犯罪は、わが共和国と社会主義制度に反対して働いた犯罪であるため当然、朝鮮の法にのっとって峻厳な審判を受けるべきであるとして被告に無期労働教化刑を求刑した。

 弁護人は、弁論で被告が死んでも拭えない重大な犯罪行為を働いたが、被告が今後、全世界に力強く誇示される朝鮮の限りなく強大な国力と社会主義の幸福を享受する太陽民族の真の姿を直接見て、自分がどれほど愚かであったのかをみずから感じられるように論告求刑の無期労働教化刑を有期労働教化刑に変更して判決をくだすよう求めた。

 裁判では、被告に労働教化刑15年が言い渡された。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


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