水害を謀略宣伝に悪用する南メディア
−2016年9月22日−

 朝鮮中央通信によると、朝鮮赤十字会は22日、全文次のようなスポークスマン談話を発表した。

 周知のように、最近、わが祖国の北辺、豆満江沿岸の多くの市郡で解放後の気象観測開始以来初となる突風が吹き、大雨が降って莫大な被害に見舞われた。

 生じた非常事態に対処して、わが党は、200日戦闘の主力を注ぐ方向を北部被害復旧戦闘へと転換し、全党、全軍、全人民が、被害復旧に総力を集中することに関する重大措置を講じた。

 現在、多くの国の人民と国際社会は、わが党の人民にたいする燃える愛と党の呼びかけに従って北部被害復旧戦線で災いを転じて福となす奇跡を創造しているわが軍隊と人民の決死の英雄的なたたかいに驚嘆を禁じ得ず、わが共和国が大災難の影響を一日も早く克服するよう心から願っている。

 まさにこのような時に、南朝鮮の朴槿恵一味は、我々の北部地域を襲った甚大な災難を反共和国謀略宣伝に悪用し、同族を悪辣にそしる妄動を振るって全民族と世界を驚愕させている。

 逆賊一味は、時を得たとばかりに、かいらい保守メディアを押し立てて我々の北部被害復旧戦線に広がっている驚異的な現実を途方もなく歪曲、捏造して「つらい労働強要」だの「復旧費用の負担」だの「不満が高まる雰囲気」だの何ののあらゆるラッパを吹く一方、人間のくずを駆り出して「北の住民の生活」がどうのこうのの妄言を吐いて反共和国謀略内容のビラをわが方地域に飛ばすようにする重大な挑発まで働いている。

 それこそ、人の皮をかぶった天下破倫の群れである朴槿恵一味ならではの歯ぎしりする悪行である。

 朝鮮赤十字会は、対決に狂うだけ狂って災難を受けた同族の胸をためらいなく切り付ける朴槿恵一味の卑劣で無礼非道な妄動を天人共に怒れる反人道的・反人倫的蛮行であると認め、わが千万軍民の込み上げる怒りと百倍、千倍の復讐の意志を込めて峻烈に断罪、糾弾する。

 水害のような災難が発生すれば、被害者を慰めて被災地を助けるのが初歩的な人倫道徳であり、普遍的な慣例である。ところが、朴槿恵一味は、同族が受けた胸の痛む不幸について慰めるどころか、むしろ、いい気味とばかりにあらゆるとんでもない謀略ラッパを吹いている。

 世界にこのような鼻持ちならない性根、このように薄情でひどい悪党がまたどこにいようか。

 これが、先の祖国解放戦争(朝鮮戦争)の時期に黄海南道の信川の地に侵入して罪のない我々の人民、女性と子どもを残忍に虐殺して快楽を覚えた米帝のオオカミの野獣じみた蛮行と、光州を血の海にして人々が苦痛のなかで息絶えていくのを見ながら喜々として楽しんだ全斗煥軍事ファッショ悪党の殺人鬼の本性と何が違うというのか。

 朴槿恵一味こそ、人間的なものは見つけようにも見つけられず、骨髄には、人間憎悪、同族敵対感だけが満ちた悪漢の群れである。

 もっとも、数百人の幼い命をセウォル号とともに海に葬り、2年が過ぎてもすべての遺体を捜さないまま海中に放置している天下の冷血漢、殺人悪魔について、人倫や道徳、人道主義を論じること自体が恥である。

 耐えがたいのは、逆賊一味が、北部被害復旧戦闘に力強く立ち上がったわが軍隊と人民の燃える忠義と決死のたたかいを悪辣に中傷、冒涜し、あえて一心団結した朝鮮式社会主義のイメージを傷つけようとしていることである。

 いま、わが千万軍民は、黎明通り完工の歓喜よりも被災地の人民の新居入りのニュースを何千倍もさらに重んじ、北部被害復旧のための巨大な大作戦を陣頭指揮している敬愛する元帥の天のような人民愛に感動を禁じ得ず、不世出の偉人の崇高な意を体して必ず災いを福に転じさせて、祖国の北辺、豆満江沿岸に先軍時代の社会主義の新しい理想郷を広げていく天を突く勢いで白熱戦をおこなっている。

 先軍朝鮮の軍民大団結、渾然一体の巨大な威力とどんな万難も自分の力でたくましく排除して恐ろしく湧き上がる自力、自彊の気概が全世界にとどろき、すべての人民が互いに助け合い、導いて生死苦楽をともにする社会主義大家庭の風貌が千万の心の琴線に触れ、毎日のように感動的な場面として広がっている場所がまさに北部被害復旧戦闘場である。

 資本主義が作り出すことも真似ることもできないこの高尚な倫理世界、偉大な現実を逆賊一味が、あえて「強要」だの「不満」だのの謀略ラッパで中傷しているのだから、なぜ、わが人民が激怒せず、世界の人々があぜんとしないであろうか。

 父に教わったものは、独裁狂気だけであり、青瓦台でぜいたくに暮らして奢侈と虚栄に浮かされて20代から金もうけに奔走したうえ、考えがひねくれるだけひねくれた逆徒に我々の現実は正しく見えるはずがない。

 人倫に逆らう者は、天罰を免れられないという。

 いま、わが軍隊と人民は、かいらい逆賊一味の横暴非道な蛮行に歯ぎしりし、直ちに朴槿恵とその悪党を一人残らずズタズタにして殺すといきり立っている。明らかにしておくが、朴槿恵一味は、自分の汚らわしい命脈が切れる時刻が既に定められていることを知って狂奔した方が良かろう。

 朴槿恵一味は、対決に狂って我々の北部被害復旧作業を悪辣にそしる極悪な反人倫的・反人道的犯罪を働いた代価がどんなに高価なものかを身震いするほど痛感することになるであろう。

 この機会に、生ける屍である朴槿恵の機嫌をとって反共和国謀略ラッパをやたらに吹くかいらいメディアと売文家、醜悪な人間のくずにも警鐘を鳴らす。

 わが千万軍民と全同胞は、同族が受けた災難まで対決謀略に悪用し、極悪非道な妄動を振るう天下破倫の群れである朴槿恵一味を絶対に許さないであろう。【朝鮮通信=東京】


inserted by FC2 system