イスラエル国防相の最高尊厳冒涜は重大な挑発
−2017年4月28日−

 朝鮮外務省のスポークスマンは、最近、イスラエル国防相が、あえて我々の最高の尊厳に言いがかりをつける妄言を並べたのと関連して28日、朝鮮中央通信の質問に次のように答えた。

 去る25日、イスラエル国防相なる者はあるメディアとの会見で、イスラエルが我々と米国の対決で直接的な影響を受けていると述べ、あえて我々の尊厳に言いがかりをつける妄言を言い散らした。

 イスラエル国防相の妄言は、無礼にも我々の最高の尊厳を冒涜する醜悪で天下非道な行為であり、我々にたいする重大な挑発である。

 米国の庇護のもとに中東で唯一、泥棒猫のように不法に核を保有しているイスラエルが機会あるたびに我々の核抑止力について騒ぎ立ててそしっているのは、中東和平の撹乱者、アラブの領土の占領者、反人倫犯罪の主犯として自分らに向けられる世界的な糾弾と呪いを免れようとする狡猾な術策である。

 我々は、自主と正義、平和を重んじる原則的立場から、占領された領土を取り戻し、クドゥス(エルサレム)を首都とする独立国家の創設をはじめ、自身の合法的権利を獲得するためのパレスチナ人民のたたかいと、国の自主権を守り、安定と平和を守るためのシリアと中東アラブ人民のたたかいを積極的に支援している。

 朝鮮半島に生じている厳しい情勢の根源は、世紀をまたいでさらに悪辣におこなわれている米国の対朝鮮敵視政策と絶え間ない核の威嚇、制裁・圧力騒動にある。

 我々の核保有は、米国の侵略と挑発に対処した正当な自衛権の行使であり、我々の核戦力は朝鮮半島と地域の平和をしっかり守る正義の宝剣である。

 それが誰であれ、我々の最高の尊厳にあえて手出しすることについては少しも許さず、最後まで百倍、千倍の懲罰を与えるのは、わが軍隊と人民の揺るぎない意志であり、気質である。

 イスラエルは、アラブの領土を占領し、中東和平プロセスを破壊する犯罪を覆い隠そうと我々に悪辣に言いがかりをつけることがまねく結果について慎重に考えてみなければならない。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


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