「北極星2」型試射非難の安保理声明を全面排撃
−2017年5月23日−

 朝鮮外務省のスポークスマンは、米国とその追従勢力が我々の戦略弾道ミサイル「北極星2」型の試射に言いがかりをつけているのと関連して23日、朝鮮中央通信の質問に次のように答えた。

 国家核戦力強化の雷鳴が多発的、連発的に鳴り響いているなか、我々の国防科学技術部門の活動家と軍需労働者階級は、地対地中長距離戦略弾道ミサイル「北極星2」型の試射を再び成功裏におこなった。

 今回の発射は、地対地中長距離戦略弾道ミサイル「北極星2」型の兵器体系全般の技術的指標を最終的に実証し、さまざまな戦闘環境のなかで適応可能性を十分に検討して各部隊に実践配備することに目的を置いた。

 これは、自衛的国防力を強化するための正常な過程の一環であり、実戦配備を控えて当然経るべき工程である。

 しかし、これにたいして、米国とその追従勢力は、またもや我々に言いがかりをつけてやきもきするあまり、いわゆる「制裁」だの、「糾弾」だのの陳腐な国連安全保障理事会の報道声明なるものを発表した。

 我々は、米国の対朝鮮敵対行為に便乗した国連安保理の報道声明を全面的に排撃する。

 我々にたいする体質的な拒否感と敵意に満ちている米国とその追従勢力から他の言葉が出るはずもないが、我々の自衛的措置に言いがかりをつける姿を見るたび笑止に堪えない。

 我々は既に、米太平洋軍司令部が巣くうハワイと米国のアラスカを含む太平洋作戦地帯全般にたいする核攻撃能力を実際に誇示したし、侵略の本拠地である米国本土を仕留められる能力も十分に備えた。

 米国と追従勢力が、我々の核戦力強化措置に言いがかりをつければつけるほど、我々の敵がい心を呼び起こして核戦力の多様化、高度化をさらに促す結果だけをまねくであろう。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


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