2015年 朝鮮民主主義人民共和国

9月の主な動き
−新聞名などがないものは朝鮮中央通信。*は報道日。−

 1日 −平壌で朝鮮とキューバの外交関係設定55周年に際した祝賀集会。

 −平壌で金正恩第1書記の思想と指導に忠実に従うための学生青年の決意集会。

 −平安南道に建設された竜山青年発電所の竣工式。

 −朝鮮がブルガリアでの第4回テコンドー世界選手権大会(8月24〜30日)で国別総合優勝。

 −開城市で朝鮮ニンジン部門科学技術発表会。(〜2日)


 2日 −朝鮮労働党の崔竜海書記を団長とする代表団が中国での中国人民抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利70周年行事参加のため平壌出発。(3日帰国)

 −金輔鉱先生の死去60周年に際し、平壌の万景台にある先生の墓に献花。

 −共和国への帰還15周年を迎え、非転向長期囚が平壌の万寿台丘の金日成主席と金正日総書記の銅像に献花。


 3日 ※朴奉珠総理、平壌の科学技術殿堂の建設状況を視察。

 −金京準国土環境保護相を団長とする国土環境保護省代表団が南アフリカでの第14回世界林業会議参加のため平壌出発。(15日帰国)

 −キム・ドンソン副委員長を団長とする朝鮮職業総同盟代表団が、ベトナムとラオス訪問のため平壌出発。(20日帰国)

 ※朝鮮労働党創立70周年ポスター創作。

 −バーレーンでの国際サッカ一連盟(FIFA)2018年ワールドカップ(W杯)のアジア2次予選で朝鮮がバーレーンに1一Oで勝利。


 4日 −ディアスカネル閣僚評議会第1副議長を団長とするキューバ国家代表団が訪朝。(〜7日)
 ・最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長と会談(4日)、最高人民会議常任委員会の金永南委員長、朴奉珠総理が会見。(5日)

 −平壌で第16回全国保健医療部門科学技術成果展示会。(〜11日)

 −南浦港に設置した初の40トン級のガントリークレーンの試運転。


 5日 −在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総聯)中央監査委員会の洪仁欽委員長を団長とする朝鮮民主主義人民共和国創建67周年慶祝在日本朝鮮人祝賀団が訪朝。(〜19日)
 ・金永南委員長が会見。(18日)


 6日 −南浦市に建立された金日成主席と金正日総書記の銅像の除幕式。


 7日 −板門店で北南赤十字実務接触。(〜8日)

 ※朴奉珠総理が羅先市の水害地域を視察。

 −内閣、第4回テコンドー世界選手権大会で、優勝した朝鮮テコンドー選手団のために宴会催す。

 −ホアン商工相を団長とするベトナム商工省代表団が訪朝。(〜11日)
 ・金永南委員長が会見(11日)、朝鮮対外経済省代表団と会談。(8日、10日)

 −ブラジル独立193周年に際し、コリン駐朝大使が宴会催す。

 −黄海南道殷栗郡で朝鮮民主主義人民共和国創建67周年に際した農業勤労者の農楽舞踏会。

 −平壌で朝鮮民主主義人民共和国創建67周年慶祝全国青年学生の独唱・独奏コンクール入賞者の総合発表会。

 −黄海南道クァイル郡のリンゴを積んだトラック輸送隊が平壌到着。

 −2016年アジアサッカー連盟(AFC)U-16(16歳以下)選手権大会予選H組の朝鮮が全勝で同組1位となり、本大会出場権を獲得。


 8日 −李洙墉外相、朝鮮とセネガルの外交関係設定43周年に際してヌジャイ外務・在外セネガル人相に祝電送る。

 −平壌で朝鮮民主主義人民共和国創建67周年慶祝中央報告大会。

 −李成哲参事を団長とする人民保安部代表団がロシアでの第2回消防と救助に関する世界フォーラム参加のため平壌出発。(18日帰国)

 −日本の共同通信社代表団が訪朝。(〜12日)
 ・金永南委員長が会見。(10日)

 −タイでの重量挙げの2015年アジア選手権大会男子69キロ級でキム・ミョンヒョクが金メダル3個獲得。


 9日 −平壌で朝鮮民主主義人民共和国創建67周年祝賀宴。

 −朝鮮民主主義人民共和国創建67周年に際し、党と国家の責任活動家が平壌の錦繍山太陽宮殿訪問。

 −朝鮮民主主義人民共和国創建67周年に際し、平壌の大城山革命烈士陵と新美里愛国烈士陵、祖国解放戦争参戦烈士墓に献花。

 −朝鮮民主主義人民共和国創建67周年に際し、各地の金日成主席と金正日総書記の銅像に献花。

 −平壌で朝鮮民主主義人民共和国創建67周年慶祝第10回学生少年芸術個人コンクール入選者の総合発表会。

 −重量挙げの2015年アジア選手権大会男子77キロ級のスナッチでチョン・ミョンソンが金メダル獲得。


 10日 −李洙墉外相、モーリタニア外務・協力相に任命されたミモ氏に祝電送る。

 −平壌で革命烈士柳京守氏の誕生100周年記念中央報告会。

 −革命烈士柳京守氏の誕生100周年に際し、大城山革命烈士陵にある胸像に献花。


 14日 −朴奉珠総理、トリニダード・トバゴ首相に任命されたロウリー氏に祝電送る。

 −李洙墉外相、サウジアラビア・メッカのモスクで起きた事故に際してサウド外相に慰問電送る。

 −タン・チョー次官を団長とするミャンマー外務省代表団が訪朝。(〜18日)
 ・李洙墉外相(15日)、楊亨燮副委員長が会見。(17日)

 −咸鏡南道咸興市と平安南道平城市で第9回全国仮説・アイデア発表会。(〜17日)

 −平城市で世界救急法デーに際した行事。


 15日 ※朴奉珠総理、咸興南道興南地区の工業部門の事業を視察。

 −平壌で朝鮮政府と中国政府の南陽(咸鏡北道)─図們(吉林省)の新しい国境橋の共同建設と管理および保護に関する協定締結。

 ※最高人民会議常任委員会、経済開発区税金規定を採択する決定発表。

 −平壌で平壌生物技術研究院の科学者への学位・学職授与式。

 −平壌で第12回大黄牛賞金国民族シルム(朝鮮相撲)大会開幕。(〜17日)

 −平安南道粛川郡で第42回全国農業機械展示会および創案者会議。(〜17日)

 −第8回平壌楽器展示会。(〜18日)


 16日 −金永南委員長にカリム駐朝バングラデシュ大使が信任状提出。

 −李洙墉外相、カリム駐朝バングラデシュ新任大使と会見。

 −朝鮮民主主義人民共和国創建67周年に際し、駐朝東南アジア諸国連合(ASEAN)委員会が宴会催す。

 −金日成・金正日基金理事会のホン共同理事長が訪朝。(〜18日)
 ・朝鮮労働党の金己男書記が会見。(17日)

 −康浩奉会長を団長とする在日本朝鮮人大阪府体育協会代表団が訪朝。(〜22日)

 −咸興市で全国機械工業部門の科学技術発表会。


 17日 −朴奉珠総理、エジプト首相に任命されたイスマイル氏に祝電送る。

 −李洙墉外相、離任のシャルマ駐朝インド大使と会見。

 −黄海北道沙里院市で全国家畜防疫・畜産部門の科学技術発表会。

 −平壌で子どもたちの自慢集会。


 18日 −李洙墉外相、ガボン国務相兼外務・フランス語圏・地域統合相に再任されたイソゼヌゴンデ氏に祝電送る。

 −英国のデービッドソン上院議員(労働党)と一行が訪朝。(〜22日)

 −張剣会長を団長とする東アジアサッカー連盟(EAFF)代表団が第46回EAFF理事会参加のため訪朝。(〜21日)

 −平壌で白頭山英雄青年突撃隊機動芸術扇動隊の公演。


 19日 −平壌で第46回EAFF理事会。

 ※最高人民会議常任委員会、インドネシア駐在朝鮮大使に安光日氏を任命する政令発表。


 21日 −金永南委員長、離任のシャルマ駐朝インド大使と会見。

 −李洙墉外相を団長とする朝鮮代表団が第70回国連総会参加のため平壌出発。(10月6日帰国)

 −第11回平壌秋季国際商品展覧会開幕。(〜24日)

 −平壌で温室野菜の栽培技術講習。(〜24日)

 −平壌で世界アルツハイマーデーの記念討論会。

 −中国での第9回アクロ体操アジア選手権大会(17〜19日)で、チョン・グムファ、ピョン・ユンエが金メダル獲得。


 22日 −金永南委員長にムシマン駐朝南アフリカ大使が信任状提出。

 −抗日の女性英雄金正淑女史の死去66周年に際し、平壌の大城山革命烈士陵にある銅像に献花。


 23日 −最高人民会議常任委員会、朝鮮労働党創立70周年を迎えて朝鮮の軍隊と人民に1カ月の基準生活費の100%に当たる特別賞金を適用する決定発表。

 −ドイツの統一記念日に際し、シェーファー駐朝大使が宴会催す。

 −平安南道の天聖青年炭鉱で、全国石炭工業部門科学技術成果発表会。(〜24日)


 24日 −李洙墉外相、エジプト外相に留任したシュクリ氏に祝電送る。

 −平壌で建築・人物写真展示会開幕。


 25日 −両江道恵山市に建立された金日成主席と金正日総書記の銅像の除幕式。

 −朴奉珠総理、ギリシャ首相に再任されたチプラス氏に祝電送る。

 ※朴奉珠総理、黄海南道の信川郡、安岳郡、銀川郡の農業の実態を視察。

 ※最高人民会議常任委員会、ブルガリア駐在朝鮮大使に車健一氏を任命する政令発表。

 −平壌で朝鮮に不法入国して取り締りを受けた南朝鮮系の米国永住権を持つ米ニューヨーク大学の男子学生、朱元文さんの記者会見。


 26日 −両江道の白頭山英雄青年発電所の水没地域の住民の新居入り。


 27日 −秋夕(チュソク、旧暦8月15日)に際し、大城山革命烈士陵と新美里愛国烈士陵、祖国解放戦争参戦烈士墓に献花。


 28日 −チェ・グンヨン第1副所長を団長とする最高裁判所代表団がロシア・ウラジオストクでの国際法律フォーラム参加のため平壌出発。(10月5日帰国)


 29日 −黄海北道の黄海製鉄連合企業所で全国金属工業部門科学技術発表会。(〜30日)


 30日 −平壌の金日成総合大学創立69周年に際し、スライマン駐朝シリア大使が宴会催す。

 −平壌で科学研究と教育活動で成果をおさめた科学者への学位・学職授与式。

 −朝鮮中央通信、「平壌の金亨稷師範大学生命科学部の研究チームが出したナマズのベータアクチン遺伝子プロモーターが、米国国立医学図書館の国立生物工学情報センター(NCBI)のデータベース『パブメド』(PubMed) に登録」と報道。

 −朝鮮中央通信、「ユン・ウォンチョル(男子グレコローマンスタイル59キロ級)、チョン・ミョンスク(女子53キロ級)、チョン・ハクチン(男子フリースタイル57キロ級)の各選手が世界レスリング連合(UWW)が定めた基準(世界選手権各階級上位6人)を満たし第31回オリンピック競技大会(リオデジャネイロ五輪)の出場資格を獲得」と報道。
 一方、9月末現在、朝鮮はマラソン、射撃、レスリング、水泳の飛び込みで16人(うち男子4人)の選手がオリンピック出場権を獲得している。




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