金正恩最高司令官

2016年1月の主な動き


今月、金正恩第1書記の動静は、軍視察1回、軍関連1回、経済指導2回、その他6回で合計10回報じられた。
 「日付」は朝鮮中央通信報道日。

 「月間論調」から作成。


 1日 −新年の辞発表。

 −1日午前0時、新年2016年に際して錦繍山太陽宮殿訪問。


 2日 −科学技術殿堂の竣工式に参加。
 第1書記は竣工式でテープカットを行った後、科学技術殿堂の内部を見て、これがまさに党の構想が実現した全人民学習の大殿堂、最新科学技術の普及拠点である、朝鮮労働党第7回大会を迎える新年最初の扉を科学で開いたと指摘した。そして、科学技術殿堂の運営をしっかり行って、全人民科学技術人材化、科学技術強国化、人材強国化の実現に大きく貢献しなければならないと強調した。

 黄炳瑞、朴奉珠、金己男、崔泰福、呉秀容、盧斗哲の各氏が同行した。


 5日 −朝鮮人民軍大連合部隊間の砲撃大会を視察。
 大会は、朝鮮人民軍第4回砲兵大会で砲撃を試射なしに一発で命中させることに関する第1書記の指示を貫徹するために大連合部隊別の単装砲射撃大会を狙撃兵器のように点数による評価方法で行うことで、砲兵訓練の形式と内容方法を根本的に改善し、砲兵の間で名砲手運動の炎をさらに激しく上げて朝鮮労働党第7回大会を砲兵武力強化の誇らしい成果で迎えることに目的を置いた。
 大会は、抽選による大連合部隊別の射撃順で各種口径の砲で定められた距離から点数が表示された円の標的を射撃した後、射撃の成績と火力任務の遂行にかかった時間を総合して順位を決める方法で行われ、第966大連合部隊が1位ととなった。
 第1書記は、今日行った単装砲射撃大会は試射なしに砲弾を一発で命中させるうえでとても良い訓練方法であると述べ、訓練革命を起こすためには現代戦の要求に即して新しい訓練の形式と内容、方法を積極的に探求して訓練の質を絶えず高めなければならないと指摘した。

 朝鮮人民軍の黄炳瑞総政治局長(次師)、朴永植人民武力部長(陸軍大将)、朝鮮人民軍の李永吉総参謀長(陸軍大将)、朝鮮人民軍総参謀部のリム・グァンイル第1副総参謀長兼作戦総局長(陸軍中将)、パク・ジョンチョン副総参謀長兼火力指揮局長(陸軍中将)、ユン・ヨンシク砲兵局長(陸軍中将)、ソ・ホンチャン、努光哲、チョ・ナムジン、リョム・チョルソン、趙慶浮フ各氏が同行した。


 10日 −2016年の新年に際して人民武力部を祝賀訪問し演説。


 11日 −初の水爆実験成功に寄与した核科学者と技術者、軍人建設者、労働者、活動家を党中央委員会庁舎に招いて記念報影。


 13日 −12日、党中央委員会会議室で行われた核科学者と技術者、軍人建設者、労働者、活動家の党および国家表彰授与式に参加し、祝賀演説。


 20日 −金日成社会主義青年同盟創立70周年に際して新たに建設された青年運動事績館を現地指導。
 第1書記は、双書ホールに丁重に建てられた青少年とともにいる主席と総書記の立像をカラーの彫像で建てたのは初めてであると述べて大変喜んだ。そして、青年運動事績館を主席と総書記の青年運動指導の歴史と青年運動の強化発展に積み上げた主席と総書記の不滅の業績、党に従って衷情の一路を歩んできた青年のたたかいの歴史がよくわかるように立派に建設したことに大きな満足の意を表し、速度戦青年突撃隊の偉勲を高く評価した。

 黄炳瑞、崔竜海、李日煥、趙甬元、金與正の各氏が同行した。


 23日 −現代が最上の水準で実現したゴールドカップ体育人総合食料工場を現地指導。
 当該部門と工場、速度戦青年突撃隊の活動家、従業員、突撃隊員は、1年足らずの期間にガムの生産工程など新たな食品生産工程を整えたのをはじめ、新築および改修・現代化工事を終えた。また、膨大な現代化工事が行われるなかでも、食品生産を一日も中断せず正常化し、19種100余品にもなる新製品を開発して本格的な生産に入った。

 崔竜海、安正秀、趙甬元、金與正の各氏が同行した。


 28日 −金正淑平壌紡織工場を現地指導。
 同工場は、2014年12月の第1書記の現地指導の際の指示を受け、短期間でかばん用生地の生産拠点を立派に整えて本格的な生産に入った。
 第1書記は、かばん用生地の生産工程に備えられたすべての設備は、我々の力と技術、我々の創造的な知恵と情熱が込められた名実ともに我々のものであると述べ、自力、自彊の旗印を高くかかげてたたかった当該部門と金正淑平壌紡織工場、韓徳銖平壌軽工業総合大学、平壌紡織機械工場の活動家と教員、研究士、労働者階級の偉勲を高く評価した。

 安正秀、趙甬元、朴明順の各氏が同行した。


 ※その他

 1日 −新年2016年を迎え在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総聯)中央常任委員会の許宗萬議長に祝電をおくる。

 5日 −元祖国平和統一委員会書記局長の安京浩氏の霊前に花輪をおくる。

 17日 −昨年のセメント生産で過去最高であった年度の水準を突破した祥原セメント連合企業所の労働者、技術者、活動家に祝電をおくる。

 22日 −ラオス人民革命党書記長に選出されたブンニャン・ウォラチット氏に祝電をおくる。

 27日 −ベトナム共産党書記長に再選されたグエン・フー・チョン氏に祝電をおくる。




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