金正恩最高司令官

2016年8月の主な動き


 今月、金正恩委員長の動静は、軍関連2回、経済指導4回、その他4回で、合計10回報じられた。

 「月間論調」から作成。


 4日 −2、3の両日、平壌でおこなわれた第3回呉仲洽第7連隊称号獲得運動熱誠者大会を指導。


 6日 −錦繍山太陽宮殿で、朝鮮人民軍第3回呉仲治第7連隊称号獲得運動熱誠者大会と記念撮影。

 同行者は、黄炳瑞、李明秀、朴永植の各氏。


 10日 1月18日機械総合工場(平安南道)を現地指導。
 委員長は、昨年12月に新たに改修された同工場を現地指導し、朝鮮式の現代的な機械製品を開発、生産することに関する課題を示した。
 委員長は、工場の全景を眺め、すべての生産工程を現代的に整えた結果、世界的水準の機械製品を短期間に立派に開発、生産できたと述べ、膨大な改修工事が困難であったが、決心して取りかかって整備を本当によくやったと指摘した。そして、完全に国産化された世界的水準の機械製品を開発、生産している工場の活動家、科学者、技術者、労働者の偉勲を高く評価した。

 朝鮮労働党の趙甬元、劉進、ホン・ヨンチルの各副部長、朝鮮労働党平安南道委員会の朴泰成委員長が同行した。


 13日 −順川化学連合企業所(平安南道)を訪れて新設されたアクリル塗料生産工程を視察。
 活動家と科学者、技術者、労働者階級は、アクリル塗料生産工程を立ち上げ、導入試験を1度で成功させたし、現在は良質のアクリル塗料を本格的に生産している。
 委員長は、世界的水準のアクリル塗料生産工程を立ち上げたことに大きな満足の意を表した。
 そして、帝国主義者の卑劣な孤立・圧殺策動がさらに悪辣になっているこんにち、我々を信じるものは、もっぱら自分の力しかなく、誰も我々を助けようとしないと述べ、自力更生の革命精神を発揮してこそ、最悪の条件でも最上の成果をおさめられるし、我々の革命が力強く前進することができると力を込めて指摘した。

 朴奉珠総理、李務栄副総理兼化学工業相が同行した。


 18日 −大同江果樹総合農場(平壌)を現地指導。
 委員長は、昨年8月、同農場を現地指導し、農場を世界屈指の青春果樹園、人民の果樹園にさらに立派に変貌させることに関する課題と方途を明示した。
 人民保安省と農場の活動家、勤労者は、50余ヘクタールの果樹畑を新たに造成し、数百戸の住宅を建設したのをはじめ、わずか1年間で農場の面貌をより立派に一新しただけでなく、朝鮮労働党第7回大会が開かれた意義深い今年に昨年よりもさらに豊かな果物の作柄をもたらす成果をおさめた。
 委員長は農場ができて初めての大豊作がおさめられたのは、人民保安省と大同江果樹総合農場の活動家勤労者が人民に果物を十分に食べさせようとする党の意図を銘記し、決死貫徹の精神を強く発揮したからであると述べ、彼らに党中央委員会の名で感謝を贈った。

 朝鮮労働党の呉秀容副委員長、趙甬元副部長、崔富一人民保安相(内務軍大将)、人民保安省のリム・ジョンファン組織副局長(内務軍中将)が同行した。


 −大同江養豚工場(平壌)を現地指導。
 同工場は、金正日総書記の直接的な提案によって2011年に建設された規模の大きい畜産物生産拠点。
 委員長は、工場が党の意図どおりに豚肉生産の科学化、集約化を実現し、果樹と畜産の循環型リサイクルシステムを確立したと満足の意を表し、当該部門の活動家を参観させてこの工場の成果と経験を広く一般化しなければならないと指示した。

 同行者は、大同江果樹総合農場の現地指導と同じ。


 25日 −SLBMの試射を指導。


 29日 −27、28の両日、平壌でおこなわれた金日成社会主義青年同盟第9回大会に参加し、演説。


 −28日、平壌のメーデースタジアムでおこなわれた青年同盟第9回大会慶祝青年前衛のたいまつ夜会を観覧。


 31日 −青年同盟第9回大会の参加者と記念撮影。


 ※その他

 15日 −朝鮮解放71周年に際し、ロシアのウラジーミル・V・プーチン大統領に祝電を送る。

 −ラオスのブンニャン・ウォラチット国家主席の79歳の誕生日に際し、祝電を送る。




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