金日成主席生誕105周年慶祝中央報告大会
−2017年4月14日−

 朝鮮中央通信によると、金日成主席生誕105周年慶祝中央報告大会が14日、平壌体育館でおこなわれた。

 朝鮮労働党委員長で国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官である党と国家、軍隊の最高指導者金正恩同志が参加した。

 大会には、金永南、黄炳瑞、朴奉珠、崔龍海の各氏をはじめ、党と国家、軍隊の責任活動家と祝賀行事代表、党、武力機関、省、中央機関の活動家、朝鮮人民軍および朝鮮人民内務軍将兵、市内の機関、工場、企業所の活動家、縁故者、会見者、革命烈士遺族、勤労者、太陽節慶祝海外同胞祝賀団および代表団、海外同胞、反帝民族民主戦線(反帝民戦)平壌支部代表が参加した。

 駐朝外交および国際機関代表、武官、外国の賓客が招かれた。

 朝鮮労働党政治局常務委員会委員である朝鮮最高人民会議常任委員会の金永南委員長が報告をおこなった。

 金永南委員長は、金日成主席が誕生した1912年4月15日は朝鮮民族の歴史にかつてなかった大開運の日であり、天が遣わした希代の偉人を迎えた革命的大慶事の日であると強調した。

 また、主席は類例がなく艱難辛苦で試練に満ちた朝鮮革命を陣頭で導いてチュチェ朝鮮の永遠の勝利と繁栄のための万年の富を築いた不世出の偉人であると称賛し、主席の革命の生涯と業績について次のように指摘した。

 代々、革命的で愛国的な万景台の家門として誕生した主席は、10代の幼い年に国と民族の運命を救う大志を抱いて革命の道に立った。

 革命は、人民の力に依拠して自国の実情に合わせておこなうべきであるというチュチェの原理、強力な銃の上に民族の自主独立も、革命の勝利もあるという先軍革命の原理を宣明して永生不滅のチュチェ思想、先軍思想を創始した。

 確固たる主体的立場に立って革命闘争の多くの段階と社会主義建設のすべての部門、すべての分野の理論的・実践的問題を全面的に明らかにした。

 国家的給養も、正規武力の支援もない最悪の状況で日帝を打ち倒して祖国解放の歴史的偉業をなし遂げたし、小銃と原爆の対決であるとも言える峻厳な祖国解放戦争(朝鮮戦争)を勝利へと導いた。

 建党、建国、建軍の歴史的偉業を輝かしく実現し、革命発展の要求に即して党と国家、軍隊を社会主義建設の強力な政治的武器に強化し、発展させた。

 国の統一を最大の愛国偉業、民族至上の課題にかかげ、革命の生涯の最後の時期まで祖国の自主的統一のための活動に自身のすべてをささげた。

 精力的な対外活動で朝鮮の国際的地位と影響力を著しく高め、対外関係を拡大し、発展させたし、反帝、自主、社会主義のためにたたかう各国の人民を誠心誠意支援し、人類の自主偉業の遂行を先導した。

 主席がおさめた業績のなかの業績は、革命偉業の継承問題を輝かしく解決してチュチェ革命偉業を最後まで継承し、完成させられる確固たる保証をもたらしたことである。

 金永南委員長は、金日成主席が切り開いた白頭山の革命偉業は金正日総書記によってたゆみなく前進してきたし、こんにち、敬愛する最高指導者金正恩同志の指導のもとで新たな歴史的転換期を迎えていると述べた。

 そして、金日成主席の思想と業績を万年の礎にして朝鮮革命をより高い段階へ前進させ、社会主義偉業を最後まで完成させていくことについて強調した。

 一方同日、金日成主席生誕105周年慶祝報告大会および報告会が各道市郡、連合企業所でもおこなわれた。【朝鮮通信=東京】


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