金正日総書記逝去5周年

金正恩委員長が錦繍山太陽宮殿訪問
−2016年12月17日−


 金正日総書記逝去5周年に際して、党と国家、軍隊の責任活動家が民族最大の追悼の日である17日、平壌の錦繍山太陽宮殿を訪れて崇高な敬意を表した。

 朝鮮労働党委員長で朝鮮国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官であるわが党と国家、軍隊の最高指導者金正恩同志が午前9時、錦繍山太陽宮殿を訪れた。

 朝鮮労働党政治局常務委員会委員である朝鮮最高人民会議常任委員会の金永南委員長、朝鮮労働党政治局常務委員会委員で国務委員会副委員長である朝鮮人民軍の黄炳瑞総政治局長(次帥)、朝鮮労働党政治局常務委員会委員で国務委員会副委員長である朴奉珠総理、朝鮮労働党政治局常務委員会委員で国務委員会副委員長である崔龍海党副委員長をはじめ、党と国家、軍隊の責任活動家と市内の党中央指導機関のメンバー、党、武力機関、省、中央機関の活動家が同行した。

 不世出の愛国者であり、民族の父である金正日総書記にたいするわが軍隊と人民の切々たる思慕の念と限りない敬慕の念があふれるチュチェの最高聖地錦繍山太陽宮殿は厳かな雰囲気に包まれていた。

 敬愛する最高指導者金正恩同志は、金日成主席と金正日総書記の立像が立つホールに入った。

 主席と総書記の立像の両側には、党旗と朝鮮の国旗が立てられており、朝鮮人民軍の陸軍、海軍、航空・対空軍および労農赤衛軍の名誉儀仗隊が整列していた。

 金日成主席と金正日総書記の立像を仰いで、朝鮮人民軍の陸軍、海軍、航空・対空軍および労農赤衛軍の名誉儀仗隊の隊長が迎接報告をおこなった。

 金日成主席と金正日総書記の立像に敬愛する最高指導者金正恩同志の名義による花かごかごが献じられた。

 また、朝鮮労働党中央委員会および中央軍事委員会、国務委員会と最高人民会議常任委員会、内閣の共同名義による花かごが献じられた。

 花かごのリボンには、「偉大な金日成同志と金正日同志は永遠に我々とともにいる」と記されていた。

 敬愛する最高指導者金正恩同志は、参列者とともに金日成主席と金正日総書記の立像を仰いで崇高な敬意を表した。

 敬愛する最高指導者金正恩同志は、金正日総書記が生前の姿で安置されている永生ホールに入った。

 敬愛する最高指導者は、参列者とともに金正日総書記に最も敬虔な思いで崇高な敬意を表し、謹んであいさつした。

 参列者は、総書記の勲章保存室を見て回った。そして、白頭山大国の強盛繁栄と子孫万代の幸福のための万年の礎を築いた金正日総書記の偉大な革命の生涯と不滅の業績を胸熱く振り返った。

 白頭山の息子として誕生して生涯先軍革命の赤旗を高くかかげ、この世の誰も体験したことのないあらゆる苦難を経て祖国の青史に永久不滅の万年の大計の愛国偉業を輝かしく実現した金正日総書記。

 総書記が生涯の最後の時期まで不眠不休の超強度強行軍の道を絶えず歩んでしっかりかためた強力な政治的・軍事的・経済的土台があって、わが祖国は領袖、党、軍隊と人民が混然一体をなした一心の政治・思想強国、世界的な軍事強国、堂々たる核保有国として尊厳をとどろかし、経済強国、文明強国の輝かしい未来に向かって疾風怒濤のように突っ走っている。

 白頭山で切り開かれたチュチェ革命偉業を最後まで継承し、完成させていく鉄の意志を時代と歴史に厳かに宣言した敬愛する最高指導者金正恩同志は、領袖永生偉業実現の新たな章を開き、総書記がゆだねた祖国と人民のために昼夜を分かたぬ強行軍を歩み、この地に世紀の奇跡と変革の新時代をもたらした。

 金正日総書記の戦士、弟子であるわが軍隊と人民は、血の涙の丘で立てたあの日の誓いを守り、敬愛する最高指導者金正恩同志のまわりに幾重もの城塞を築いて世界に唯一無二の一心団結の威力、自力、自彊の力をすべて爆発させて5千年の民族の歴史に特筆すべき出来事と驚異的な成果を相次いでおさめることで、総書記の生前の志と畢生の念願を誇らしい現実に花咲かせ、最後の勝利に向かって嵐のように駆ける先軍朝鮮の尊厳と気概を世界に誇示した。

 参列者は、敬愛する最高指導者金正恩同志の指導に忠実に従って白頭山の大業を最後まで完成させ、朝鮮労働党第7回大会が示した輝かしい設計図に従って総書記の聖なる生涯が宿る社会主義朝鮮を世界が仰ぐ天下第一の強国、人民の楽園に必ず打ち立てる燃える誓いを立てた。

 金正日総書記を白頭山大国の太陽に千年、万年いただき、敬愛する最高指導者金正恩同志の卓越した指導に従って、自主、先軍、社会主義の道を信念高らかに進むわが軍隊と人民の前途にはいつも勝利と栄光だけがあるであろう。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


中央追悼大会
−2016年12月17日−

 朝鮮中央通信によると、金正日総書記逝去5周年中央追悼大会が17日、錦繍山太陽宮殿広場で厳かにとりおこなわれた。

 朝鮮労働党委員長で国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官の金正恩同志が追悼大会の幹部席に姿をあらわした。

 大会には、金永南、黄柄瑞、朴奉珠、崔龍海の各氏をはじめ、党と国家、軍隊の責任活動家と市内の党中央指導機関メンバー、党、武力・政権機関、社会団体、省、中央機関の活動家、朝鮮人民軍および朝鮮人民内務軍将兵、市内の機関、企業所、工場、協同農場の活動家、縁故者、会見者、功労者、革命烈士遺族、海外同胞代表団と同胞、反帝民族民主戦線平壌支部代表が参加した。

 駐朝各国外交および国際機関代表、武官団メンバー、外国の賓客が参加した。

 すべての参加者は、白頭山大国の姿であり、永遠の領袖である金正日総書記を最も敬虔な思いで追悼して黙とうした。

 朝鮮労働党政治局常務委員会委員で国務委員会副委員長の崔龍海党副委員長が追悼の辞を述べた。

 崔龍海副委員長は追悼の辞で、金正日総書記の革命の生涯は、金日成主席の崇高な意を体し、革命の赤族を高くかかげて前人未踏の険しい草分けの道をかき分け、チュチェ革命の継承と完成、白頭山大国の強盛繁栄のために自身をろうそくの火のように燃やした最も愛国的で献身的な一生であったと強調した。

 また、金正日総書記が、金日成主席にたいする絶対的な忠実さを備えて主席の思想と偉業を全面的に実現するたたかいに全霊と心をすべてささげたことについて次のように指摘した。

 総書記は、主席の革命思想を金日成主義に定式化し、全党と全社会に主席の唯一の思想体系、唯一の指導体系を確立したし、チュチェの革命伝統をしっかりと擁護、固守して党と国家、軍隊を主席の党と国家、軍隊に輝かした。

 総書記は、全国の千万軍民の心に、主席は永遠に我々とともにいるという信念の柱を立て、錦繍山記念宮殿をチュチェの最高聖地に厳かに整えるようにして、この地に主席の歴史が永遠に流れるようにした。

 また、人民軍をいかなる強敵も一撃でたたきのめせる天下無敵の白頭山革命強軍に、国防工業を先端水準に上り詰めた自立的な国防工業、革命工業に強化し、発展させて祖国を世界的な軍事強国、堂々たる核保有国に輝かした。

 金正日総書記によってわが民族同士の理念のもとに前進する6.15統一時代が開かれるようになったし、民族の前途には、自主統一、平和繁栄の明るい展望が開かれるようになった。

 金正日総書記は、卓越した外交知略と精力的な対外活動で朝鮮の国際的地位と影響力を著しく高めて対外関係を拡大し、発展させたし、世界の平和と安全を守って人類の自主偉業の遂行に不滅の貢献をした。

 また、千里眼の先見の明で革命偉業の継承問題を時代の要求と人民の志向に即して完全無欠に解決した。

 崔龍海副委員長は、白頭山大国が永遠に上昇の一途をたどれる万年の礎と朝鮮人民が子々孫々福楽を享受できる富強繁栄の強固な土台を築いた金正日総書記の革命の生涯と不滅の業績は金正恩時代とともに永遠に輝くであろうと強調した。

 朝鮮労働党を代表して朝鮮労働党政治局委員で国務委員会委員の金己男党副委員長、朝鮮人民軍を代表して朝鮮労働党政治局常務委員会委員で国務委員会副委員長である朝鮮人民軍の黄柄瑞総政治局長(次帥)、青年を代表して金日成−金正日主義青年同盟の全勇男第1書記が決意演説をおこなった。

 各演説者は、全国の千万軍民が金正日総書記にたいする切々たる思慕の念を抱いて総書記に最大の敬意と永生祈願のあいさつを謹んでささげていると述べた。

 また、総書記が、生涯の最後の瞬間まで全霊と心をすべてささげて、党の強化、発展と祖国の富強繁栄、人民の幸福を保証する強固な土台を築き、チュチェ革命の明るい未来を開いたことに言及した。

 そして、党と革命、祖国と人民に積み上げた金正日総書記の業績は、わが党の命脈をつなぐ血統、チュチェ革命偉業を推し進め、後押しするたたかいの旗印として永遠に輝くであろうと強調した。

 各演説者は、総書記をチュチェの太陽に永遠にいただき、敬愛する金正恩同志の指導に衷情を尽くして従っていくことについて述べた。

 金正日総書記を追悼して弔砲が放たれた。

 一方同日、金正日総書記逝去5周年追悼大会と追悼会が、各道市郡、連合企業所でおこなわれた。【朝鮮通信=東京】

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