米国にニューヨーク接触チャンネル遮断を通知
−2016年7月10日−

 朝鮮政府は、先日、米国が我々に関連するいわゆる「人権報告書」と「特別制裁対象リスト」発表劇を演じ、あえて、我々の最高の尊厳に手出しする醜態を演じたことに関連して10日、国連駐在朝鮮常任代表部を通じて米国政府に我々が既に外務省声明で宣明したとおり、実際の行動措置を講じていくことになるとの通知文を送った。

 朝鮮政府は通知文で、我々の最高の尊厳に手出しした米国の今回の制裁措置を史上極悪の特大型犯罪行為、我々にたいする宣戦布告とみなして、これを強く糾弾した。

 また、米国が、我々の制裁措置の即時撤回の要求を受け入れない以上、既に宣明したとおり、それに対応した実際の行動措置を段階別に講じていくことになり、第1段階として朝米間に唯一存在してきた公式接触チャンネルであるニューヨーク朝米接触チャンネルを完全に遮断することを通知した。

 朝鮮政府は、今後、朝米関係で提起されるすべての問題をわが共和国の戦時法にもとづいて処理することになり、抑留された米国人の問題も例外ではないということと、これにより朝米関係でまねかれる忌まわしい事態の発展と関連した全責任は、米国が負うことになるものとの原則的立場を米国政府に通知した。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


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