南朝鮮駐在米国大使の戦闘機飛行を非難
−2016年7月19日−

 朝鮮外務省のスポークスマンは、南朝鮮駐在米国大使が戦闘機に乗って南朝鮮上空を飛び回ったことに関連して19日、朝鮮中央通信の質問に次のように答えた。

 去る12日、南朝鮮駐在米国大使が、南朝鮮駐在米第7空軍所属の戦闘機F16に乗って南朝鮮の上空を飛び回る妄動を働いたと言う。

 正気を失った狂人でなくては思いも寄らないならず者行為にほかならない。

 肩書きが外交官なる者が職分にもそぐわず戦闘機に乗って飛び回った事実は、米国の外交官は皆が徹底した戦争手先であることをみずから証明したことになる。

 米国の日増しに露骨になる対朝鮮敵視策動と核の威嚇によって朝鮮半島に核戦争の暗雲が重く垂れ込めた現時点で、米国の対朝鮮政策の作成と実行に直接関与している南朝鮮駐在米国大使が、戦闘機に乗って飛び回ったこと自体が極めて意味深長なことである。

 看過できないのは、このような妄動が、米国が原子力潜水艦と戦略爆撃機B52H編隊など戦略資産を南朝鮮に相次いで投入したのに続き、THAADを南朝鮮に配備することを公式に決定したのと時を同じくしておこなわれたことである。

 来る8月におこなわれる侵略的な「ウルチフリーダムガーディアン」合同軍事演習を控えた時点で連続的にあらわれている米国の尋常でない動きは、米国が朝鮮半島で前例のない行為を働こうとしていることを予告している。

 スポークスマンは、我々は米国のこれらの動きを鋭く注視しており、米国の日増しに増大する核戦争の脅威から国の自主権と民族の生存権を守るための自衛的核対応措置をより強力にとっていくであろうと強調した。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


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