「人権」騒動に核抑止力強化でこたえる
−2016年8月28日−

 朝鮮外務省のスポークスマンは、米国が「人権」問題で我々にまたもや悪辣に言いがかりをつけたことに関連して28日、朝鮮中央通信の質問に次のように答えた。

 26日、米大統領報道官が記者会見なるもので、虚偽と捏造で一貫した資料を並べて我々の人権状況を「憂慮」するだの何のと妄言を吐いた。

 大統領報道官なる者が我々をそしる悪態をついたのは、我々の核攻撃能力が非常に速いスピードで発展していることに仰天したあまり、謀略的な「人権」騒動にさらにしがみつくことで、対朝鮮敵視政策の失敗を覆い隠そうとする断末魔のあがきにすぎない。

 世界最悪の人権蹂躙国であり、わが人民の生存権を最も重大に脅かしている米国が、誰それの人権状況が「心配である」と騒ぎ立てることこそ言語道断であり、米国式厚顔無恥の極みである。

 人々を驚愕させる甚だしい人権侵害行為が横行している人権の不毛の地である米国で、誰それの「人権」問題をけなす声が上がること自体が笑止極まりない。

 米国が、「人権」問題を持ち出して我々の体制を転覆させようとする凶悪な敵対の企図をいっそうさらけ出すほど、我々はそれに自衛的核抑止力をあらゆる面から強化することでこたえるであろう。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


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