朝鮮中央通信によると、朝鮮外務省は15日、全文次のようなスポークスマン声明を発表した。
我々の最高の尊厳に言いがかりをつける米国の敵対的言動が度を超えたうえ、いまや自家撞着に達した。
去る12日、ラッセル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)なる者が、無礼にも我々の最高の尊厳に言いがかりをつけ、我々が核攻撃を遂行する能力を持つようになるまさにその時に終わるであろうと言い散らした。
これは、我々に対する最高の挑戦であり、我々におこなった宣戦布告を実行に移す敵対行為である。
しかし、この者の極悪非道な悪態は、完全に逆さまの説である。
現実は、それと正反対である。
米国が我々に襲いかかるまさにその瞬間に、ホワイトハウスからなくなるようになっている。
この者の悪態は、近くホワイトハウスから退かなければならないオバマ一味の対朝鮮政策が完全失敗の烙印を押され、我々を最強の核保有国に後押しして米国本土の安全が丸ごと揺らぐようにした責任を免れようとする断末魔のあがきにすぎない。
この20余年間、対朝鮮政策に関与してきたという者が、これほど我々に対する無知のなかでもがいているのだから、そのような者に国家の安全を任せた米国の人民が哀れ極まりない。
米国は、自身が願えば何でもできるという誇大妄想に陥って世の中を見る視野があまりにも狭くなったので、我々が、自分らが願うとおりにもてあそべる、そのような国ではないことをいまだに見分けられずにいる。
ラッセル次官補の悪態が1匹のネズミの悲鳴のようであるが、それはその後ろにいるオバマの悲鳴である。
オバマのあがきに眉一つ動かさない我々ではあるが、最高首脳部の擁護を第一の使命としている高度化された核戦力をはじめとするわが革命武力は、いかなる場合もみずからの標的を絶対に逃さないであろう。
米国は無礼にも我々の最高の尊厳に悪辣に手出しした代価をたっぷりと払うことになるであろうし、オバマはホワイトハウスを去る前にその代価がどんなものかを悟ることになるであろう。【朝鮮通信=東京】
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