朝鮮労働党第１書記で国防委員会第１委員長、朝鮮人民軍最高司令官である敬愛する金正恩同志が９日、朝鮮労働党創立70周年に際して朝鮮を公式親善訪問している政治局常務委員の劉雲山書記を団長とする中国共産党代表団と会見した。
中国人民政治協商会議全国委員会副主席である中国共産党の王家瑞対外連絡部長、張業遂筆頭外務次官、中国共産党中央外事弁公室の宋涛常務副主任、中国人民解放軍総政治部の殷方竜副主任、中国共産党対外連絡部の劉洪才副部長、李進軍駐朝中国大使をはじめとする代表団メンバーが同席した。
朝鮮労働党の金己男、金養建の両書記が同席した。
敬愛する金正恩同志は、劉雲山書記をはじめ、代表団メンバーと会い、温かい談話を交わした。
劉雲山書記は席上、朝鮮労働党第１書記で国防委員会第１委員長である敬愛する金正恩同志に送る中国共産党総書記である習近平国家主席の温かいあいさつと親書を丁重に渡した。
劉雲山書記は、敬愛する金正恩同志が、強盛国家建設闘争を陣頭指揮するあれほど多忙ななかでも代表団と会見したことに謝意を表し、中国共産党中央委員会と習近平総書記の委任により、朝鮮労働党創立70周年を迎えている朝鮮労働党中央委員会とすべての朝鮮労働党党員、朝鮮人民を熱烈に祝賀すると述べた。
また、朝鮮人民の偉大な領袖である金日成主席と金正日総書記の指導のもとに、朝鮮労働党は朝鮮人民を導いてたび重なる難関を乗り越えて国の独立と人民の解放を遂げたし、朝鮮の社会主義革命と建設偉業で注目すべき成果をおさめたと述べた。
さらに、特に近年、金日成主席と金正日総書記の遺訓を守っていく尊敬する金正恩第１書記の指導力と組織力、朝鮮労働党の訴求力によって、朝鮮人民が経済発展と人民生活の向上をはじめ、各分野で大きな成果をおさめたことを、中国の党と政府、人民は心からうれしく思うと述べた。
そして、中国共産党代表団は、血で結ばれた中朝両国の党と政府、人民の戦闘的友好を代を継いで守って輝かせ、政治、経済、軍事、文化などすべての分野の友好・協力関係を新たな高い段階へと全面的に発展させる使命を抱いて朝鮮を訪れたと述べ、栄光ある伝統をもつ戦略的な中朝友好を変わりなく強化し、発展させるのは中国の党と政府の確固不動で揺るぎない方針であると指摘した。
劉雲山書記は、中国の党と政府は、両党、両国の老世代の指導者がみずから築いて育んだ中朝友好関係を特別に重んじていると述べ、中国の党と政府は朝鮮の党と政府とともに努力して戦略的な中朝友好を立派に守り、立派に強固にし、立派に発展させて両国と両国人民に幸福をもたらすために積極的に努力すると指摘した。
また、尊敬する金正恩第１書記を首班とする朝鮮労働党の指導のもとに、朝鮮人民が社会主義強盛国家建設偉業の遂行で絶えず新しいさらなる成果をおさめるよう心から願うと述べた。
敬愛する金正恩同志は、中国共産党中央委員会と習近平総書記が朝鮮労働党創立70周年祝賀行事に劉雲山書記を団長とする中国共産党代表団を送ったのは、朝鮮労働党と社会主義強盛国家建設のために力強いたたかいを繰り広げているわが軍隊と人民への大きな鼓舞となると述べ、代表団のわが国訪問を熱烈に歓迎し、習近平同志を総書記とする中国共産党中央指導集団と中国人民に温かいあいさつを送った。
敬愛する金正恩同志は、中国共産党代表団のわが国訪問が、両党、両国の立派な伝統を継承し、発展させるのに積極的に貢献する意義深い訪問になることを願うと述べた。
敬愛する金正恩同志は、朝中関係は単純な隣国との関係ではなく、血で結ばれた友好の伝統に根をおろした戦略的関係であったと述べ、金日成主席と金正日総書記が我々に残した最大の対外事業の業績と遺産も朝中友好であると指摘した。
敬愛する金正恩同志は、金正日総書記が生前に朝中友好は両国人民の歴史的で戦略的な選択であると指摘したと述べ、金正日総書記は生涯の最後の時期も朝中友好の強化、発展のために多大な労苦と心血を注いだと指摘した。
敬愛する金正恩同志は、伝統は史書や教科書に記録することにとどめるのではなく、実践で継承し、輝かさなければならないと述べ、伝統的な朝中友好を代を継いでさらに強固にし、発展させていくのは、わが党と人民の意志であると指摘した。
敬愛する金正恩同志は、朝鮮と中国の両国人民の共同の富である朝中友好の不敗の生命力が双方の努力によって今後、さらに力強く誇示されるものとの確信を表明した。
敬愛する金正恩同志は、賓客と朝中両国の関係の強化、発展と互いの関心事となる問題について意見を交換した。
会談は終始、友好的で和気あいあいとした雰囲気のなかで行われた。
敬愛する金正恩同志に、劉雲山書記は誠意を込めて用意した贈り物を渡した。
敬愛する金正恩同志は、これに謝意を表し、代表団全員とともに記念写真を撮った。【朝鮮中央通信＝朝鮮通信】
