朝鮮労働党中央委員会活動総括の決定書を採択
−2016年5月8日−

 8日におこなわれた朝鮮労働党第7回大会の3日目では、決定書「朝鮮労働党中央委員会の活動総括について」が採択された。

 決定書は、敬愛する金正恩同志がおこなった党中央委員会の活動総括報告を朝鮮労働党と革命発展の輝かしい前途を明示した不滅の旗印として、チュチェ革命の百年の大計の進路を開いた偉大な綱領として受け止めて全幅の支持と賛同を表した。

 朝鮮労働党第7回大会は、金日成主席と金正日総書記をわが党の永遠の領袖にいただき、敬愛する金正恩同志の指導に従って、全社会の金日成−金正日主義化偉業と祖国統一、世界の自主化偉業の勝利を早めていく確固不動の決意を表明した。

 全社会の金日成−金正日主義化を力強く推し進めて政治的・軍事的および経済的威力をあらゆる面から拡大、強化するであろう。

 すべての部門で主席と総書記の遺訓を徹底的に貫徹し、朝鮮労働党と国家、軍隊を永遠に金日成主席、金正日総書記の党と国家、軍隊に強化し、発展させていくであろう。

 政治・軍事強国の地位を強固にし、科学技術強国と経済強国、文明強国の頂に勝利の旗をはためかすであろう。

 社会主義建設の総路線と自彊力第一主義を恒久的な戦略的路線として捉え、社会主義強国の建設で偉大な勝利をおさめて全社会を金日成−金正日主義化する歴史的偉業を輝かしく実現していくであろう。

 短期間に国の科学技術の発展で新たな飛躍を遂げて科学で興る時代を開き、社会主義建設で革命的転換をもたらすであろう。

 人民経済発展のための段階別戦略を科学的に、現実的に立てて正確に執行し、差し当たり2016年から20年までの国家経済発展5カ年戦略を徹底的に遂行するであろう。

 社会主義文明強国の建設を推し進めて、すべての人民を豊富な知識と高い文化的素養を備えた社会主義建設の力強い担当者に育て、人民に豊かで文化的な生活を思う存分享受できる条件と環境を整えるであろう。

 全軍の金日成−金正日主義化を恒久的に捉えていくべき軍建設の総体的任務として受け取り、それを徹底的に遂行するであろう。

 連邦制統一を主張して平和統一のために全力を尽くすが、南朝鮮当局が不当極まりない「体制統一」に固執してあくまで戦争の道を選ぶなら、正義の統一大戦で反統一勢力を無慈悲に一掃するし、同胞の悲願である祖国統一の歴史的偉業をなし遂げるであろう。

 民族自主の旗印、民族大団結の旗印を高くかかげて、朝鮮半島の強固な平和を保障し、連邦制方式の統一を実現するために積極的に努力することで、全同胞が願う自主的で繁栄する統一強国を一日も早くもたらすであろう。

 自主、平和、親善の理念を対外活動の確固不動の指針とし、朝鮮の自主権を尊重して我々と友好的に接する各国との善隣友好、友好・協力関係を拡大し、発展させて地域の平和と安全を守り、世界の自主化を実現するために積極的に努力するであろう。

 朝鮮労働党と朝鮮政府は、情勢がどう変わろうと、周辺の関係がどう変わろうと自主、先軍、社会主義の不変の針路に沿って真っすぐ進んでいくであろうし、自主と正義の守護者として世界の自主化を実現するたたかいで先駆者の役割を果たすであろう。

 米国によって強要されている核戦争の危険を強力な核抑止力に依拠して根源的に終息させ、地域と世界の平和を守るたたかいを力強くおこなっていくであろう。

 帝国主義の核の威嚇と専横が続く限り、経済建設と核戦力建設を並進させることに関する戦略的路線を恒久的に捉え、自衛的な核戦力を質的、量的にさらに強化していくであろう。

 朝鮮は、責任ある核保有国として、侵略的な敵対勢力が核で我々の自主権を侵害しない限り、既に、宣明したとおり先に核兵器を使用しないであろうし、国際社会に担った核拡散防止義務を誠実に履行して世界の非核化を実現するために努力するであろう。

 朝鮮労働党と朝鮮政府は、自主を志向して正義を愛するすべての国、民族と思想や体制の違いに関わりなく団結して協力し、たとえ、過去には我々と敵対関係にあったとしても、朝鮮の自主権を尊重して我々と友好的に接する国とは、関係を改善し正常化していくであろう。

 朝鮮労働党を金日成主席と金正日総書記の党に絶えず強化し、発展させ、党の指導的役割をあらゆる面から高めて全社会を金日成−金正日主義化する歴史的なたたかいで新たな転換を遂げるであろう。

 決定書は、朝鮮労働党は、金正恩同志をチュチェ革命の最高位にいただき、わが人民の革命闘争と建設事業を勝利の一路に確信をもって導いていくであろうと強調した。

 朝鮮労働党第7回大会は、全党とすべての人民が、金正恩同志のまわりにかたく結集して金日成−金正日主義の革命的な旗印を高くかかげ、党の強化、発展と社会主義偉業の完成のために、祖国の自主的統一と世界の自主化偉業の実現のために総攻撃戦、総突撃戦を力強くおこなっていくものとの確信を表明した。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


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