平壌市民大会・パレード
−2016年5月10日−

 朝鮮中央通信によると、朝鮮労働党第7回大会を祝う平壌市民大会および市民パレードが10日、平壌の金日成広場で盛大におこなわれた。

 朝鮮労働党委員長で朝鮮国防委員会第1委員長、朝鮮人民軍最高司令官である敬愛する金正恩同志が広場の幹部席に姿をあらわした。

 その瞬間、「万歳!」の歓呼の声が、天地を揺るがし、風船が舞い上がる広場の上空に祝賀の花火が打ち上げられた。

 金正恩同志は、熱狂の歓呼の声を上げる市民に答礼した。

 金正恩同志に少年団員が花束を渡した。

 金永南、黄炳瑞、朴奉珠の各氏をはじめ、党と国家、軍隊の責任活動家と党中央委員会の活動家、各道党委員長、朝鮮人民軍指揮メンバーが、幹部席に姿をあらわした。

 朝鮮社会民主党の金永大委員長、天道教育友党のユン・ジョンホ副委員長、反帝民戦平壌支部の趙一民代表、在日本朝鮮人祝賀団の夫永旭団長、在中総連祝賀団の車相輔団長、第7回党大会の参加者、党、武力・政権機関、勤労者団体、省、中央機関の活動家、朝鮮人民軍および朝鮮人民内務軍将兵、70日戦闘で労働の偉勲を立てた功労者、朝鮮労働党第7回大会慶祝在日本朝鮮人祝賀団と在中総連祝賀団、海外同胞、駐朝外交および国際機関の代表、武官団メンバー、外国の賓客が招待された。

 朝鮮労働党政治局常務委員会委員である朝鮮最高人民会議常任委員会の金永南委員長が演説した。

 金永南委員長は、朝鮮労働党第7回大会は、朝鮮労働党と朝鮮の歴史に特筆すべき政治的出来事であったと指摘し、大会では、全党、全軍、全人民の一様な意思と念願を反映して敬愛する金正恩同志を朝鮮労働党委員長に推戴したと述べた。

 そして、金正恩同志を朝鮮労働党委員長に推戴したのは、金正恩同志にたいする朝鮮の軍隊と人民の高潔な衷情と絶対的な信頼のあらわれであり、党と革命、祖国と民族の万年の大計を保証する革命的大慶事であると強調した。

 金永南委員長は、全国のすべての党員と人民軍将兵と人民の一様な思いを込めて、朝鮮労働党委員長に推戴された金正恩同志に最大の栄誉と最も熱烈な祝賀をおくった。

 また、朝鮮労働党委員長である敬愛する金正恩同志の委任により、衷情の70日戦闘を勝利で締めくくり、党大会を革命的大慶事として輝かしたすべての党員と人民軍将兵と人民に党中央委員会の名で最も熱いあいさつをおくった。

 金永南委員長は、金正恩同志は、朝鮮労働党第7回大会の報告で、全社会の金日成−金正日主義化の旗印を高くかかげてチュチェの社会主義偉業を完成させるための戦略的路線と闘争課題を全面的に明らかにしたと述べた。

 そして、すべての党員と活動家と勤労者が70日戦闘で発揮した、あの精神、あの気迫で第7回党大会の決定貫徹のためのたたかいに総決起することについて強調した。

 続いて、平壌市の数十万の勤労者による市民パレードがおこなわれた。

 第7回党大会で金正恩同志を朝鮮労働党の委員長にいただいた千万軍民の感激と歓喜があふれる広場にパレードの隊列が進んだ。

 すべての参加者は、第7回党大会を党の歴史に特筆すべき大政治祭典として輝かした敬愛する元帥に最大の栄光と最も熱い感謝をささげた。

 金正恩同志は、熱狂的に歓呼する市民に温かく答礼した。

 広場に、「金日成」「金正日」「金正恩」「決死擁護」「一心団結」「7回大会」「決死貫徹」「並進路線」「自彊力」「祖国統一」「最後の勝利!」などの文字と党旗、朝鮮の国旗が次々と描かれた。

 総合軍楽隊が、「金正恩将軍賛歌」の奏楽と隊形変化で朝鮮労働党のマークと「勝利」の文字を描き、パレードの最後を飾った。

 市民パレード後、再び「万歳!」の歓呼の声が揺るがすなか、祝賀の花火が打ち上げられ、多くの風船が放たれた。

 金正恩同志は、幹部席のバルコニーに姿をあらわし、熱狂的に歓呼する市民に温かく答礼した。【朝鮮通信=東京】


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