朝鮮労働党第7回党大会に関する詳報
−2016年5月14日−

 朝鮮中央通信社は、朝鮮労働党第7回大会がすべての党員と人民軍将兵、人民の衷情と信頼によって自己の目的を達成して勝利と栄光の大会として締めくくられたことに関連して14日、詳報を発表した。

 詳報によると、金正恩元帥を朝鮮労働党委員長に推戴し、チュチェの革命偉業の最後の勝利を目指す大綱をもたらした第7回党大会は、偉大な金日成−金正日主義の旗印のもとで白頭山の大業をなし遂げていくたたかいにおいて分水嶺をなした最も意義深い大会合であった。

 第7回党大会の輝かしい勝利は、金正恩元帥の指導の立派な結実である。

 2015年10月30日、党中央委員会政治局は党と革命発展の要請を反映して朝鮮労働党第7回大会の招集を決定した。

 党中央委員会政治局の決定書に接した朝鮮の軍隊と人民は、第7回党大会を革命の最盛期に輝かすという革命熱、闘争熱で心の血をたぎらせ、勝利の5月に向けて総決起した。

 2016年2月、第7回党大会に際する党中央委員会、党中央軍事委員会の共同スローガンと全党員に送る党中央委員会の手紙が発表され、第7回党大会を最上の成果、最高の勤労の偉勲をもって迎えようという党中央のアピールにこたえて衷情の70日戦闘に全党、全軍、全人民が立ち上がった。

 電力、石炭、金属、機械、軽工業、農業、建設、科学研究、スポーツ部門をはじめとする重要部門で総突撃戦の典型単位が創造され、追い越し、見習い、経験交換運動が至る所で展開されて第7回党大会に贈物としてささげる成果が衷情の70日戦闘記録帳の各ページに記された。

 第7回党大会を控えて、各道・市・郡党代表者会議がおこなわれた。

 4月12、13の両日におこなわれた朝鮮労働党朝鮮人民軍代表者会議は、金正恩最高司令官を第7回党大会の代表に推挙した。

 各道党代表者会議でも金正恩元帥を第7回党大会の代表に推挙することに関する決定書が全会一致で採択された。

 各道党代表者会議では、第6回党大会以降の路程を総括し、党指導機関を新たに選挙し、幹部と党員を第7回党大会の代表者、オブザーバーに選挙、推薦した。

 4月26日、第7回党大会を5月6日、平壌で開会することに関する党中央委員会政治局の決定書が発表された。

 70日戦闘の勝利を抱いて大会の参加者が5月2日、平壌に到着した。


 大会の参加者は、万寿台の丘にある金日成主席と金正日総書記の銅像に花かごを進呈してあいさつし、主席と総書記が永生の姿で安置されているチュチェの最高の聖地、錦繍山太陽宮殿を訪れて主席と総書記に崇高な敬意を表した。

 党・国家の責任幹部と党・武力機関の幹部が宿所を訪ねて大会の参加者を祝った。

 平壌では、朝鮮労働党第7回大会慶祝中央写真展覧会と中央美術展示会が開幕した。

 第7回党大会を迎えて金正恩元帥に世界の諸国の党首・国家元首、政党、団体とチュチェ思想研究組織、各界の人士、そして駐朝外交団、武官団、経済・貿易参事団、外交代表、国際機構代表部が祝電と祝賀手紙、祝賀の花かごと贈物、メダル、名誉称号、賞状を送った。

 第7回党大会と党中央委員会に諸国の政党と党首、友好および連帯団体、チュチェ思想研究組織と各界の人士から祝電と祝賀手紙、祝賀の花かごが寄せられた。

 5月6日、朝鮮労働党第7回大会が盛大に開幕した。

 金正恩元帥が、開会の辞を述べた。

 金正恩元帥の提議によって、すべての大会参加者は抗日革命闘士と愛国烈士、幹部と勤労者、統一愛国人士を追慕して黙とうした。

 大会は、金正恩元帥を大会執行部に選挙した。

 金正恩元帥に在日本朝鮮人総聯合会中央常任委員会と在中朝鮮人総連合会が送る祝賀文が朗読され、祝旗が丁重に贈呈された。

 大会では、金正恩元帥に反帝民族民主戦線中央委員会から祝賀文と祝旗が寄せられ、第7回党大会あてに朝鮮社会民主党中央委員会、天道教青友党中央委員会から祝賀文と祝旗が寄せられたことを紹介した。

 大会は、朝鮮人民軍、朝鮮人民内務軍の将兵と機関、工場・企業所、協同農場の勤労者と幹部に祝賀電文を送った。

 金正恩元帥が、朝鮮労働党中央委員会の活動報告をおこなった。

 大会では、金正恩元帥がおこなった朝鮮労働党中央委員会の活動報告に提示されている綱領的課題を貫徹するための討論がおこなわれた。

 金正恩元帥は、第7回党大会の第3日会議での結語で党中央委員会活動報告で提示された課題を貫徹するうえで提起される問題について明らかにし、朝鮮労働党と軍隊と人民に「全党、全軍、全人民が朝鮮労働党第7回大会の課題貫徹に向けて邁進し、チュチェ革命の最後の勝利を早めよう!」という闘争スローガンを提示した。


 大会では、すべての人民軍将兵と人民が朝鮮労働党第7回大会に送る祝賀文が朗読され、「朝鮮労働党中央委員会の活動総括」にたいする決定書が代表者の全員賛成によって採択された。

 金正恩元帥に、朝鮮少年団祝賀団と金日成社会主義青年同盟祝賀団が花かごを差し上げ、祝賀文を朗読した。

 大会では、「朝鮮労働党規約」の改正に関する決定書を採択した。

 9日、朝鮮労働党第7回大会は、金正恩元帥を朝鮮労働党委員長に推戴した。

 大会は、朝鮮労働党規約と朝鮮労働党最高指導機関の選挙細則に従って、金正恩元帥が党中央委員会委員、党中央委員会政治局委員、政治局常務委員会委員、党中央軍事委員会委員長に推戴されたことを宣布した。

 党中央委員会第7期第1回総会では、金正恩元帥を首位とする党中央委員会政治局常務委員会と政治局を選挙し、政務局と党中央軍事委員会を組織した。

 大会では、すべての人民軍将兵と青年、人民に送る朝鮮労働党第7回大会のアピール「マンリマ(万里馬)速度創造の炎を燃え上がらせて社会主義の完全勝利を目指して総攻撃しよう!」が発表された。

 金正恩元帥が、第7回党大会の閉会の辞を述べた。

 第7回党大会は、社会主義強国建設の高い目標と闘争綱領を提示した。

 第7回党大会を慶祝する平壌市民大会および市民パレードと青年前衛のたいまつ行進が10日に金日成広場で、牡丹峰楽団、青峰楽団、勲功国家合唱団の合同公演「永遠にわが党に従って」が11日に行われた。

 金正恩元帥は、第7回党大会の参加者とともに記念写真を撮った。

 第7回党大会の祝宴が、木蘭館と人民文化宮殿、玉流館、清流館、平壌そば屋、平壌高麗ホテル、羊角島国際ホテル、総合サービス船「ムジゲ(虹)」号、食堂船「大同江」号でおこなわれた。

 大会の期間、参加者は、万景台と大城山革命烈士陵、祖国解放戦争(朝鮮戦争)史跡地、青年運動事績館、科学技術殿堂などを見て回り、党大会にささげる衷情の勤労の贈物として製作した機械設備展示場を参観した。

 大会参加者のための講習がおこなわれた。

 大会の参加者は、金正恩元帥に誓う誓書採択の集いをおこなった。【朝鮮中央通信】


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