事大・売国に染まった朴槿恵の臨終は近い
−2016年2月20日−

 朝鮮中央通信は20日、「一刻も早く歴史のごみ箱に放り込むべき特等の災いの種」と題する記事を発表し、次のように指摘した。

 五千年の民族史にかつてないチュチェ朝鮮の水爆実験と人工衛星「光明星4」号打ち上げの完全な成功は、この惑星を丸ごと揺るがしている。

 自主と先軍で強大国の専横と独断でかたまったこの惑星の政治の公式を一変させたこれらの特大の出来事は、進歩的人類を感激と歓喜の熱風で包んでいる。

 しかし、唯一、朴槿恵だけは正反対である。

 水爆実験の爆音があたかも死刑宣告のように響き、我々の衛星のすばらしい飛行機雲を罪深い身を縛るわなに見えたのか、身を振るわせてじだんだを踏み、不平と毒舌、悪行と中傷で夜を明かして昼をむなしく過ごし、不愉快になっている。

 臨終を控えた対決狂の末期的な発作は、北南関係の歴史にその類例を見ないほど極めて奇怪千万である。

 誰であれ、わが民族の恥辱であり悲劇である朴槿恵の見苦しい醜態を決して許すことも、黙過することも、看過することもできないであろう。

 以下に、恐ろしく激怒しているこの国の民心を伝える。

 限りなく広大な宇宙空間を埋め尽くして響き渡った我々の水爆実験完全成功のニュースは、朴槿恵にとって青天のへきれきであったようである。

 炸裂する水爆の閃光がいまにも暗鬱なソウルをすっぽり覆う悪夢を見た朴槿恵は、万事を差し置いて青瓦台の地下指揮所にあたふたと駆け込んだという。

 続いて、危機管理状況室で手先とともに緊急「国家安全保障会議」なるものを招集する、必要な対応策を講じるだの何のと騒ぎ出した。

 見ものは、朴槿恵とその一味が、「最も効果的な手段」「北の最も痛い急所」として軍事境界線一帯での対北心理戦放送の再開を「唯一の対応策」に打ち出したことである。

 天下一の水爆の爆音におじけづいて打ち出したというものが、たかだか腐って病んだ資本主義の毒素を噴き出すだぼらだけとは、朴槿恵の境遇が全く哀れで気の毒になった。

 水爆の巨大な爆音を単なる犬のほえ声や紙くずのようなビラの類いで防ぐという朴槿恵を指して東西南北も見分けられない青瓦台の狂った雌犬と呼ぶのは至極妥当である。

 同族対決の「パンドラの箱」の烙印を押された口を開ければ、あらゆる悪態と詭弁があふれ出て全同胞の憎悪と呪いの対象の烙印を押された朴槿恵は核にたいしても同じである。

 悪臭と臭気を放つ犬小屋はもちろん、この地球上の端にある西欧諸国と大洋を越えて米国や周辺国、どこそこと行く先々で「北の核」の繰り言を口癖のように並べて世界をあぜんとさせたのが朴槿恵である。

 全同胞が、第一の民族共同の万年の財宝として、子々孫々、譲り渡し、大事にすべき我々の水爆を「深刻で重大な脅威」「極限の非常状況」であると大騒ぎする朴槿恵を指して認知症にかかってもうろくした老婆ではないと誰がかばい立てできようか。

 朴槿恵という尾のない老いた雌の狂犬のせいで、ただでさえ分裂の悲劇で苦痛をなめているわが民族に汚辱と羞恥が上塗りされているのである。

 わが民族の歴史のページを汚した事大売国奴のなかには、代を継いでまで悪事の限りを尽くした逆賊も少なくない。

 しかし、朴槿恵のように、ああも外部勢力に仕えて民族を裏切ることに、同じ血筋、同じ輩であるばかりか、父をはるかにしのぐ万古無比の逆賊はこれまでにないと言っても過言ではない。

 実際、朴槿恵は「この父にしてこの娘あり」という言葉が不思議なほど、やることが維新独裁者の悪名をはせた父をほうふつさせた。

 ところが、最近「父の頬を張る女」という乱暴な悪口が、南朝鮮各界からあふれ出ている。

 同族の頭上に放つ兵器をものごいし、主人の米国にその代価として白米200万石を貢いでも、一生の願いがかなったとほくそ笑んだ売国逆賊の李承晩も顔負けなのが、まさに朴正煕逆徒であった。

 崇米、事大が、骨髄に徹した天下の逆徒であったが、内外の世論と抗議を恐れて米国の核兵器の持ち込みだけはあえて公然と強行できなかったし、どろぼう猫のように深夜に極秘裏に持ち込んだ。

 しかし、朴槿恵は、主人の米国の核攻撃手段をはばかることなく引き入れたばかりか、南朝鮮に永久駐屯させようと狂奔している。

 親米が癖になった朴槿恵は、百年来の敵である島国の野蛮族を祖父のようにあがめる親日もためらわない現代版乙巳五賊の総体でもある。

 朴槿恵は、再侵略に狂奔する軍国主義毒蛇である日本の反動層との協議を白昼ソウルの真ん中でおこなって極悪非道な性奴隷犯罪をうやむやにして覆い隠す万古無比の大罪を犯した。

 それにも満足しなかったのか、ソウルにある日本大使館前の性奴隷少女像まで解体するという屈辱的な醜態もはばかることなく演じた。

 朴槿恵は、国土を両断した父をしのいで、単に領土だけでなく、わが民族そのものを永遠に分断しようとする極悪な分裂野望から不信と敵対を助長して対決と戦争を鼓吹する対北拡声器放送とビラ散布などを再開した。

 例え、自分の父であっても、権力と余命の維持に役立たないなら容赦なく冷酷に頬を張るのが朴槿恵の生存方式である。

 水爆実験の完全成功の爆音に続いて、はるか大空を裂いて打ち上がった人工衛星「光明星4」号のオレンジ色の火柱は、朴槿恵を尻尾に火が付いた狂犬にしたようである。

 「骨身に染みるよう膺懲」し、「相応の代価」を払わせると騒いで講じた措置というものがせいぜい雲をつかむような間抜けな行為にすぎなかったからである。

 多くの連中を集めて謀議を重ねた末に打ち出したというのが、初めは開城工業地区南側常駐人員の500人規模への制限であった。それも別に大したことがないとなると、再び持ち出したのが開城工業地区稼働の「全面中断」という天罰ものの行為であった。

 開城工業地区と言えば、わが民族分断の歴史の痛みを癒す6.15の申し子、希望の象徴である。

 わが同胞は、開城工業地区の稼働に民族の和解と団結の北南関係を目撃したし、遠からず実現する統一朝鮮の姿を思い描いた。

 そのような開城工業地区をよみがえらせることのできない墓の中にためらいなく押し込んだ朴槿恵を単なる殺人鬼と呼ぶには犯した罪があまりにも大きい。

 朴槿恵は、あたかも開城工業地区稼働の「全面中断」が、我々の核と衛星打ち上げに伴う「骨身に染みる苦痛」「苛酷な代価」として作用するかのように愚かに振る舞っている。

 これは、むしろ朴槿恵が、数の数え方も知らない無知、無能の世間知らず、ばかをしのぐ大ばかであることをさらすだけである。

 初歩的な数字だけ列挙してもよくわかる。

 開城工業地区で生産の機械音が響き始めて10年目に南側入居企業の累積生産量は実に23億ドルに達し、純粋な経済効果は32億6000万ドルにもなった。

 開城工業地区の完全閉鎖は、単純に124の入居企業と6000余の協力企業だけではなく、南朝鮮経済の全般に相当な被害をもたらすであろうし、直接的・間接的被害をすべて合わせれば天文学的な額の損失も与えるようになっている。

 笑止にも、朴槿恵は、開城工業地区を通じて「北に入る金づる」を断てば核開発や宇宙強国建設を阻むことができると打算している。

 朴槿恵一味は、これだけは明白に知っておかなければならない。

 核抑止力を培うためのわが共和国の先を見通した措置は、開城工業地区が設けられるはるか以前から始まった。

 我々の平和的な宇宙開発事業もやはり同じである。

 南朝鮮のちまたで朴槿恵が働いた行為について、「凄絶な代価」とは結局、口で膨らませる「言葉風船」「自傷的腹いせ」「国民を崖っぷちに追い詰める殺害行為」であり、自分で自分の首を絞める「自殺的な妄動」にすぎないとの非難の怒号が恐ろしく上がっているのはそのためである。

 開城工業地区を完全に閉鎖した朴槿恵の暴挙は、代々、永遠に高価な代償を支払い続けることになるであろう。

 一から百まで朴槿恵が犯しているすべての妄動は、どれも時代に逆行して事大と売国を貫いた特大型の犯罪で一貫している。

 罪悪にまみれた朴槿恵の汚らわしい体が、わが民族のごみ箱に放り込まれる時刻は迫っている。【朝鮮通信=東京】


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