「北人権法」「テロ防止法」に断固対応する
祖国平和統一委員会声明 
−2016年3月4日−

 朝鮮中央通信によると、祖国平和統一委員会(祖平統)は4日、「北南関係を完全に破綻させた朴槿恵は民族の峻厳な審判を免れないであろう」と題する全文次のような声明を発表した。


 我々の再三の警告と全民族の一様な糾弾、排撃にもかかわらず2日、朴槿恵は、かいらい国会を圧迫して極悪な同族対決悪法である「北朝鮮人権法」と「テロ防止法」を強圧的にでっち上げるもう一つの万古無比の大罪を犯した。

 朴槿恵一味が「北朝鮮人権法」と「テロ防止法」をでっち上げたのは、我々に対する永遠に許しがたい重大挑発であり、北南関係を戦争へと追い込む反民族的特大型犯罪である。

 周知のように、人民大衆の尊厳と権利を最上の域で実現し、人民を天のように敬う人民大衆第一主義社会、人民のすべての夢と理想が現実に花咲いている人民の地上の楽園であるわが共和国には、いわゆる「人権」問題はそもそも存在しない。

 わが共和国を訪れた人であれば、誰もがそれについて一様に認め、人民重視、人民尊重、人民愛の政治が全面的に具現された我々の制度の真の姿に感動を禁じ得ない。

 しかし、我々について全く知りもせず、共和国には一度も訪れたこともない南朝鮮の俗物と国際人権謀略家が醜悪な犯罪行為を働き、祖国と肉親もためらわずに捨てて逃げたー握りにもならない人間のくずがつくり上げた嘘の資料に基づいて、いわゆる「人権法」をでっち上げ、誰それの「人権」を云々することこそ、ずうずうしい政治欺瞞劇であり、内外の世論に対する露骨な愚弄である。

 そのうえ、我々に言いがかりをつけて「テロ防止法」をでっち上げたのは、国際テロの元凶である主人の米国も顔を赤らめる希代の政治漫画であり、わが共和国の尊厳あるイメージを傷つけ、我々に対する孤立・圧殺の包囲網を狭めようとする愚かな妄動である。

 南朝鮮を世界最悪の人権廃墟地帯、殺人とテロが横行する米国の徹底した植民地に転落させた朴槿恵一味は、そもそも人権だの、テロだのを口にする資格も体面もない。

 もともと、ごみ箱には、ごみがたまるものである。

 わが共和国で罪を犯した人間のくずが南朝鮮に逃げたことで、我々の社会はさらに清潔になったし、南朝鮮のごみの山はさらに汚れて悪臭を放っている。

 朴槿恵が、このごみ箱の上にスカートまでまくり上げて座り、人民の万福が花咲く大花園をむしろ中傷しているのだから、精神病者でなくて何であろうか。

 そのうえ、民主と進歩、民族の和合と統一を志向する人々への白色テロ、政治テロを公然と働き、わが共和国の住民を白昼に誘引、拉致して南朝鮮に連れて行き、同族対決に駆り出している朴槿恵一味が、「テロ防止」を口にすることこそ、へそで茶を沸かす行為である。

 人権蹂躙の元凶も朴槿恵であり、テロの頭目もほかならぬ朴槿恵である。

 朴槿恵は今回、悪法のでっち上げによって極悪な対決狂信者、希代のファッショ暴君、万古無比の逆賊の醜悪な正体を全世界にあらわした。

 我々は既に、「北朝鮮人権法」と「テロ防止法」でっち上げは、我々に対する全面的な体制対決宣言、戦争挑発行為とみなし、断固対応していくことを宣布した。

 わが千万軍民は、朴槿恵逆賊一味が、我々の尊厳と体制にあえて挑戦して真っ向から挑発を仕掛けてきた以上、断固徹底した対応措置に入ることになるであろう。

 万古無比の逆賊の朴槿恵は、民族の名で処断される第一の対象になるであろうし、彼女に同調した者も当然審判を受けるであろう。

 我々は絶対に空言を言わない。【朝鮮通信=東京】


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