朴槿恵がいる限り離散家族再会実現しない
朝鮮赤十字会代弁人談話 
−2016年4月1日−

 朝鮮中央通信によると、朝鮮赤十字会は1日、全文次のようなスポークスマン談話を発表した。


 最近、かいらい一味が、離散家族・親戚の再会を申請した南側の面会者のうち半数以上がこの世を去り、今後、その割合がさらに高まるだの何のとあたかも離散家族・親戚の再会に大きな関心でもあるかのように狡猾に振る舞っている。

 極悪非道な同族対決妄動で北南関係を全面破綻に追い込んだ朴槿恵一味が素知らぬ顔をして「離散家族」再会の繰り言を並べているのには、離散家族・親戚の再会が実現しない責任を我々に転嫁して自分らの反共和国対決政策を合理化しようとする陰険な術策が潜んでいる。

 離散家族・親戚の再会をはじめ、北南間の赤十字人道問題が解決していないのは、全的に朴槿恵のせいである。

 昨年、我々はあれほど厳しい情勢のなかでも、秋夕(チュソク、旧暦8月15日)を契機に離散家族・親戚の再会を実現させたし、12月におこなわれた北南当局会談で離散家族・親戚の問題を根本的に解決できる合理的な提案もおこなった。

 しかし、朴槿恵一味が、我々の正当な提案をあくまでも拒否し、主人の米国の唆しのもとで史上最悪の北南対決の事態をまねき、人道問題解決の道をすべて遮断した。

 そのうえ、朴槿恵は、同族対決に狂って我々の最高の尊厳にあえて挑戦するならず者行為までためらわず、民族の頭上に戦争の暗雲を引き込んでいる。

 朴槿恵一味の狂乱的な同族対決策動によって北南関係が壊れたことで、離散家族・親戚が待ち焦がれる肉親との再会は完全に吹き飛ぶことになった。

 朴槿恵のような天下の逆賊、対決狂が、青瓦台に居座る限り、離散家族・親戚の再会を含むいかなる人道的交流もあり得ないというのが、我々の原則的な立場である。

 いま、わが軍隊と人民は、無礼にも空の太陽を覆おうと無分別に狂奔する朴槿恵を跡形もなく掃討する敵撃滅の気勢が上がっている。

 北南関係の全面遮断によって離散家族・親戚の痛い胸を再び切り付けた民族の災いの種である朴槿恵の罪悪は、必ず高価な代償を払うことになるであろう。【朝鮮通信=東京】


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