セヌリ党の選挙大惨敗は民心の峻厳な審判
祖国平和統一委員会書記局報道 
−2016年4月16日−

 朝鮮中央通信によると、祖国平和統一委員会(祖平統)は16日、全文次のような書記局報道第1104号を発表した。


 既報のように、13日に南朝鮮でおこなわれたかいらい国会議員選挙では、保守執権与党であるセヌリ党が大惨敗を喫し、野党勢力が圧倒的な優位を占めた。

 セヌリ党一味は、意気軒高として壮語していた過半数以上の議席はおろか、「国会」での第1党の座まで奪われたし、そのうえ、ソウルはもちろん、自分らの支持基盤であるという地域でまで敗れ、それこそ喪家となった。

 これは、南朝鮮の民心と大勢の流れに逆行する朴槿恵とセヌリ党一味にたいする断固かつ峻厳な審判である。

 朴槿恵一味は、先のかいらい大統領選挙の際、「国民統合」だの「国民幸福時代」だの「信頼による南北関係の改善」だのの欺瞞的な公約をかかげて権力を強奪した。

 しかし、その間に朴槿恵一味がおこなったこととは、「維新」独裁の復活と反人民的悪政、同族対決と戦争策動だけであった。

 初歩的な民主的自由と権利まで丸ごと蹂躙、抹殺するファッショ暗黒社会、経済と民生は最悪の破局に瀕し、大型の惨事と犯罪、世紀末的な風潮が横行する人間の生き地獄、これがこんにち、南朝鮮の悲惨な実情である。

 事大売国に狂って百年来の敵である日本の天人共に怒れる過去の犯罪を白紙に戻すのもためらわない朴槿恵一味の世界にまたとない逆賊行為は、南朝鮮人民と全民族の込み上げる怒りを買っている。

 北南関係を完全に破綻させ、米帝とともに北侵核戦争挑発に狂奔する朴槿恵一味の極悪な同族対決妄動によって、南朝鮮人民は恒常的な核戦争の惨禍の恐ろしい恐怖に苦しめられている。

 朴槿恵とセヌリ党一味にたいする南朝鮮の民心の呪いと恨みは天を突いたし、「朴槿恵政権を審判せよ」「朴槿恵を弾劾しよう」という糾弾の声が激しく上がっている。

 朴槿恵は激怒した民心に耳を傾けるかわりに、今回の選挙で何としても悪質な腹心を当選させて「国会」を再びセヌリ党の一人天下にしようと必死にあがいた。

 悪事身に返り、民心に逆らえば天罰を受けるものである。

 南朝鮮人民は今回、朴槿恵逆賊一味にたいする積もり積もった怒りを爆発させて反逆「政権」の脳天に鉄槌をくだした。

 民心の峻厳な審判を受けた朴槿恵とセヌリ党には前途がないし、残ったのは終局的な破滅だけである。【朝鮮通信=東京】


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