北側山林地域への「火災発生気球」を非難
国土環境保護省代弁人談話 
−2016年4月21日−

 朝鮮中央通信によると、朝鮮国土環境保護省は21日、全文次のようなスポークスマン談話を発表した。


 偉大な党の指導に従って限りなく強大な国力を全世界に誇示し、最後の勝利に向かって嵐のように前進するわが共和国の気概に仰天したかいらい一味が、わが方の山林地域に「火災発生気球」を飛ばす卑劣な犯罪行為までためらわずに働き、断末魔のあがきをしている。

 最近、江原道高城郡南涯里と温井里などの金剛山地区と黄海南道安岳郡漢月里地域で引火性物質とタイマー、発火装置を乗せた気球が発見された。

 我々の専門機関の調査によると、設定された時間に任意の場所で火災を起こせるようになっているこれらの気球は、かいらい一味がわが方の地域で山火事を起こすために飛ばしたものであると判明した。

 これは、同族対決に狂った朴槿恵逆賊一味が、反共和国ビラ散布妄動を働いたばかりか、山火事を起こして我々に莫大な物的被害と環境災害まで与えようと発狂していることを示している。

 国土環境保護省は、民族の貴重な資源であり次代に残す万年の富である国の山林にあえて放火しようと狂奔する万古無比の逆賊、朴槿恵一味の永遠に許しがたい反人道的・反人倫的凶悪犯罪行為をわが人民とすべての同胞の込み上げる怒りを込めて峻烈に断罪、糾弾する。

 現在、わが軍隊と人民は、偉大な党の呼びかけに応じて山林復旧を自然との戦争と宣布し、数年内に全国のすべての山を宝の山、黄金の山に変えるために積極的にたたかっている。

 かいらい一味がわが方地域に山火事を起こせる気球をむやみに飛ばしているのは、国家的事業、人民あげての活動としておこなっている山林復旧戦闘を阻害し、強盛国家建設を妨害しようとする極めて悪辣な挑発策動であり、特大の犯罪行為である。

 歴代の南朝鮮かいらい統治層が同族対決にしがみついてあくどく振る舞わなかったことはなかったが、朴槿恵一味のように戦時でもない時に民族の生活の基盤である国土に放火までしようと狂奔した破倫の群れはかつていなかった。

 逆賊一味の醜悪で卑劣な犯罪的妄動は、わが軍隊と人民の激高した怒りと憎悪をさらに激しく爆発させている。全民族は、天下に二人とない対決悪女、醜悪な民族反逆者である朴槿恵とその一味を正義の審判台に立たせて断固たる鉄槌をくだすであろう。

 万一、朴槿恵逆賊一味が、つまらない山林放火挑発策動に引き続きしがみつくなら、それに応じた我々の強力な対応があることになるであろう。【朝鮮通信=東京】


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