朴槿恵は口を慎むべきだ
祖国平和統一委員会特別警告 
−2016年4月30日−

 朝鮮中央通信によると、祖国平和統一委員会(祖平統)は30日、全文次のような特別警告を発表した。


 栄光の5月を迎えて勝ちどきを高く上げるわが共和国の目覚ましい現実と奇跡のような変革に仰天した朴槿恵が、再び我々に言いがかりをつけて狂犬のようにほえ立てている。

 28日には、緊急「国家安全保障会議」なるものを招集して「北の第5回核実験の差し迫った状況が感知された」だの「追加の核実験が強行される場合、未来がなくなる」だのと騒いだばかりか、しまいには、わが政権が「住民を搾取し、住民の苦痛と民生に背を向けている」と騒ぎ立て、「内部の反発で自滅することになる」という途方もない悪口まで並べた。

 これは、わが共和国の尊厳と制度、わが人民にたいする絶えがたい冒涜であり、許しがたい重大な政治的挑発である。

 天下の対決悪女であり、人間不良品の烙印を押されて久しい朴槿恵が、時と場所もわきまえられずに荒唐無稽な妄言をむやみに吐いて、いまや寝言のような彼女の声に耳を傾ける人は誰もいない。

 悲劇は、朴槿恵が自分が言い散らす悪態が時々刻々と自分の汚らわしい命脈を跡形もなく断つ恐ろしいあいくちとなって返ってくるのもわからずに無分別に振る舞っていることである。

 かいらい国会議員選挙で喫した惨敗によって喪家となった青瓦台の裏部屋に閉じこもっていた朴槿恵が、再び怖いもの知らずに我々の尊厳と制度に悪辣に言いがかりをつけたことに関連して全同胞の名で特別に警告する。

 1.下手に動かす舌先のせいで長い首が飛ぶということを銘記しなければならない。

 南朝鮮の歴代の保守一味で対決に狂わなかった者がいなかったが、朴槿恵のように口を開ければ同族を悪辣に陥れ、憎悪と不信を口を極めて鼓吹したそのような天下の悪党は、かつていなかった。

 こんにち、収拾できない域に至った緊迫した北南関係と戦争の局面へと突っ走っている朝鮮半島の情勢が、狂犬のように同族にかみつく悪習を捨てられずに絶えず言い散らす朴槿恵の悪態と無関係ではないことについては周知の事実である。

 内外が時代錯誤の対決政策に峻厳な死刑宣告をくだしたにもかかわらず、休みなくしゃべり散らし、対決のへどを吐いているのがまさに朴槿恵である。

 口は災いのもとと言う。

 再度特別に警告するが、朴槿恵は、民心の峻厳な審判を受けた自分の哀れな境遇でも知り、災いのもとである口を慎まなければならない。

 2.節穴でないなら、目の前の現実と世の中の万事を直視しなければならない。

 知能指数がニワトリの水準の上、それさえ同族にたいする敵対意識に満ちた朴槿恵は、すべてを逆に見て事物と現象の善悪を判別できない無知で非道な白痴である。

 目を開ければ外部勢力を仰ぎ、口を開けば哀願と請託で延命する醜悪な政治売春婦が、全世界が公認する我々の自衛的核抑止力を「認められない」と騒ぎ立てているのも世界を笑わす奇怪な政治漫画であるが、自分の父の「開発独裁」のもとで勤労大衆のこう血を絞る残忍な搾取しか見たことがない独裁者の娘である彼女に、人民大衆がすべての主人となっており、すべてが人民大衆のために服務する我々の社会の根本が見えないというのはあまりにも当然のことである。

 朴槿恵は、「アカは目が赤く、頭に角がある」と言い散らし、「勝共統一」を叫んだ自分の父の見えないその目で我々を見ているのだから、既に20世紀の50年代に古い社会が残した最後の搾取の残滓まで根源から清算したわが共和国の真の姿をどうして正しく見て、まともに理解できようか。

 相手を正しく見ることも、知ることもできずに狂奔すれば泥沼に陥るものである。

 再度、厳重に警告するが、朴槿恵は目を開けてもまともに見えない境遇なら、むしろ、目を閉じた生ける屍、「植物人間」として振る舞って運命の日でも待つ方が良かろう。

 3.耳があるなら、正義と良心の命令、民心の声を骨身に染みるほど聞き入れなければならない。

 民生を塗炭に陥れ、北南関係を破綻させた朴槿恵一味にたいする全同胞の呪いと怨声は天を突いている。

 しかし、朴槿恵は、時代と民族に犯した万古無比の罪悪を反省し、権力の座を退くかわりに、いまも民心に挑戦して破滅の奈落から抜け出そうとあらゆるあがきを尽くしている。

 どれほどなら、南朝鮮のちまたで再び浮ついた雌犬のように海外訪問の途に就く朴槿恵を軽蔑し、そのまま二度と戻らなかったり、非命の死を遂げれば良いという世論まで流れているであろうか。

 朴槿恵が、昨日はかいらい国会議員選挙で南朝鮮民心の峻厳な審判を受けたなら、遠からず全民族、全世界の進歩的人類の厳正な判決のなかで終局的破滅を免れないことを忘れてはならない。

 その判決は、上昇の一途をたどる共和国の尊厳と制度をしっかりと守り、輝かしていくわが千万軍民が主導することになるであろう。【朝鮮通信=東京】


inserted by FC2 system