北南労働者サッカーの実務協議提案
朝鮮職業総同盟が書簡 
−2016年5月5日−

 朝鮮中央通信によると、朝鮮職業総同盟(職総)は、南朝鮮の「韓国労働組合総連盟」(韓国労総)と全国民主労働組合総連盟(民主労総)が、メーデーに際した共同声明を通じて来る8月15日にソウルで北南労働者統一サッカー大会の開催を提案したことに関連して5か同日、同団体に全文次のような書簡を送った。


 民族の和解と団結を推し進め、自主統ーのために献身している貴団体に温かい同胞愛のあいさつを送る。

 我々は、貴団体がメーデーを迎えて発表した共同声明を通じて、情勢がどう変わっても6.15の気概を高くかかげ、北南労働者の強固な連帯、団結で自主統一の新時代を先頭で開こうとする南の労働者の高い統一の意志を改めて感じることができた。

 内外の反統一勢力の挑戦によって北南関係は最悪の危機に瀕し、戦争の危険は日増しに激化しているが、平和と統一にたいする北南労働者の志向と意志をくじけない。

 我々は、貴団体が既に同胞に確約した北南労働者統一サッカー大会を今年の8.15にソウルで開催し、このために北南労働者統一サッカー大会推進委員会を設立しようと提案したことについて全的に支持する。

 合わせて、8.15北南労働者統一サッカー大会開催の成功と共同推進委員会の設立に関する諸般の問題を協議するため、北南労働者の3団体実務接触を来る5月下旬に中国で、もしくは貴団体が都合の良い日時と場所でおこなうことを提案する。

 昨年10月の平壌での北南労働者統一サッカー大会に続いて今年の8.15にソウルで再び北南労働者統一サッカー大会が成就するなら、それは全同胞に平和と統一にたいする信念と楽観を与え、民族の構成員皆を民族の和解と団結、平和と統一運動へと力強く促す有意義な契機になるであろう。

 貴団体の肯定的な回答を願う。【朝鮮通信=東京】


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