開城とソウルで民族共同行事開催ヘ
6.15共同宣言実践民族共同委員会の共同報道文 
−2016年5月20日−

 朝鮮中央通信によると、20日に発表された6.15共同宣言実践民族共同委員会の北・南・海外委員長会議の共同報道文は全文次のとおり。


 6.15共同宣言実践民族共同委員会の北・南・海外委員長会議が19日から20日まで中国の瀋陽でおこなわれた。

 6.15民族共同委員会の北・南・海外委員長会議では、わが民族同士が力を合わせて一日も早く分裂の障壁を壊し、統一した祖国を打ち立てる活動をより積極的におこなっていく問題を協議した。

 会議では、7.4共同声明で宣明した祖国統一の3大原則と6.15共同宣言、10.4宣言を徹底的に固守、履行して、民族の和解と団結、北南関係の改善を図り、平和と自主統一の大道を開いていくための実践的対策を協議し、民族共同行事と多様な連帯活動を積極的に推し進めることにした。

 1.6.15民族共同委員会は、国の平和と自主的統一、北南関係改善の雰囲気を高め、中断された各階層の接触と往来、連帯・連合を促すために、今年、6.15北南共同宣言発表16周年民族共同行事を開城で、祖国解放71周年民族共同行事はソウルで国内外の各階層の政党、団体、人士が参加して盛大におこなうことにした。

 2.6.15民族共同委員会は、8.15北南労働者統一サッカー大会をはじめ、女性団体の文化・対面集会、農民統一行事、青年学生の歴史・文化・スポーツ連帯活動、宗教、教育、学術、メディアなど北と南の各部門および地域の団体が推し進める多様な連帯と統一の会合が開かれるように各方面から努力することにした。

 3.6.15民族共同委員会は、日を追って深刻になる朝鮮半島の軍事的危険を除去し、恒久的で強固な平和体制の構築のために積極的に努力し、日本軍性奴隷犯罪と強制徴用、徴兵など日本帝国主義者が、わが民族に犯した過去の罪悪にたいする謝罪と賠償、在日同胞の民族的権利と生存権を獲得するための多様な活動を積極的に推し進めることにした。

 4.6.15民族共同委員会は、国内外の広範な各階層を網羅する北・南・海外統一運動連帯組織として、いかなる試練と難関にも屈することなく民族の和合と統一運動の発展のために今後も、多面的な連帯と組織の拡大を推し進めていくことにした。【朝鮮通信=東京】


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